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【感想】Switch『ピクミン4』待たされた甲斐があったシリーズ最新作!オッチンかわいい


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「ピクミン4」製品版のタイトル画面

どうも、モヒピクミンのバルカズです。遂に発売となったNintendo Switch期待の新作「ピクミン4」。個人的に好きなシリーズの最新作ということで楽しみにしておりました。

ゲームもそこそこ進めることができたので任天堂「ピクミン4」の感想を垂れ流していこう。

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Nintendo Switch「ピクミン4」とは

『ピクミン4』製品情報
  • メーカー:任天堂
  • 発売日:2023年7月21日
  • 価格:パッケージ版6574円、DL版6500円(各税込)
  • 対応ハード:Nintendo Switch
  • 年齢区分:CERO A
  • 備考:セーブデータを引き継げる体験版が配信中

「ピクミン4」は2023年7月21日に発売となったピクミンシリーズ最新作。「ピクミン」と呼ばれる謎の生物を指揮してオタカラを回収したり、危険な原生生物敵と戦ったりしながら、不時着してしまった宇宙船を修理して惑星からの脱出を目指します。

今作では、またしても謎の惑星に不時着してしまった「キャプテン・オリマー」を救助するために、レスキュー隊が向かったものの二次遭難してしまうところから物語がスタート。レスキュー隊で唯一無事だった主人公が、各地に散らばってしまった仲間たちを救助したり、宇宙船ビーグル号を再起動すべくオタカラを回収してエネルギーを回収しながら、本来の目的であるオリマーの救助を遂行すべく行動していきます。

「ピクミン4」の新キャラ「オッチン」

ピクミン4では、新要素としてレスキュー犬の「オッチン」が登場。主人公とともに探索をサポートしてくれるぞ。

新ピクミンとして「氷ピクミン」が登場。水を凍らせることができる。また夜にしか出現しない「ヒカリピクミン」も初登場の新ピクミン。物を運ぶだけでなく、光を集めてフラッシュバーストという攻撃を行うことができる。

「ピクミン4」の「氷ピクミン」

これまでのシリーズとは違い、主人公の見た目や名前を自分で決めることができるほか、2Pプレイでは2P 側が小石を投げて支援できるといったことも可能。ピクミン新作として正当進化した内容となっております。

ゲームシステムはそのままに正統進化!オッチンかわいい

「ピクミン4」でたくさんピクミンを連れているところ

先日、配信中の体験版の記事をアップしておりましたが、プレイした印象としては、まさに「正統進化」と呼べる内容ですね。

基本的なゲームシステムは今更説明しなくても大丈夫かもしれんけど、それぞれ個性が異なるピクミンたちにアレコレ指示を出しながら探索を進めていく感じはそのままに、オッチンや新ピクミンたちを操作して散らばった仲間と宇宙船の修理、そしてオリマーの救出を進めていきます。

「ピクミン4」でピクミンと原生生物との戦い

宮本茂氏も言っていたように、ピクミンでは「段取り(ダンドリ)」が重要。このピクミンはお宝回収に回して、その間に別のピクミンは邪魔な敵を倒させて、残りはシザイでも運ばせておこう~、といったように、効率よくピクミンを運用して探索するのがこのゲームの肝となっております。何せ日没までに探索を終えねばならないため、ムダなことは極力避けていかねばならん。

ジャンルとしてはRTSとなるわけだけど、日本では全く流行らないRTSで、ここまでの作品を作り出せちゃった任天堂ってやっぱすごいわね。

「ピクミン4」でピクミンに建築させているところ

初代ピクミンの時点で基本的なゲームシステムは完成していた感がありますが、ピクミン4では、それらに新ピクミンやオッチン、夜の探索、ダンドリバトルといった要素を入れることで、シリーズとして正統進化したような内容になっているなあと感じます。

特に犬の「オッチン」は、かわいいような、そうでもないような、やっぱりかわいいような何とも言えない姿が良き。攻略するうえでもオッチンの存在は頼りになります。

オッチンにオネガイすることでステージ内の残っているオタカラや救助者を探してくれるのは便利だし、オッチンに様々なスキルを覚えさせることで、ピクミン何匹分どころか最終的には100匹分の働きをしてくれたりと、マジでオッチンの存在はでかい!オッチンと共に上手くダンドリを進めていくのがピクミン4攻略でもっとも重要なことであるのは間違いない。ボスとの戦いでも、オッチンに乗った状態でトッシンすれば、ピクミンが一斉攻撃を仕掛けてくれるぞ。

「ピクミン4」のオッチンとピクミン

ちょっとオッチンが便利すぎる気もするけど、これくらい緩く遊べるほうが今の時代にはいいかもしれん。

ピクミンは任天堂のゲームの中でもゲーマー向けでちょいと難しいゲーム。あれやこれやとダンドリを考えてオタカラ運ばせてたら、いきなり原生生物に襲われてピクミンが逝くとか、操作をミスってピクミン大量昇天というのはよくあります。何せこのゲームでは、主人公を動かすと同時にピクミンにも指示を出さにゃならない。なかなか忙しいゲームなのだ。

しかし困ったときにオッチンなら、オッチンならが何とかしてくれる!オッチンを頼れば多くの場面で切り抜けられるというのはライトユーザーも手に取りやすい。

グラフィックも過去最高に綺麗なうえ、携帯モードでもあまり劣化しないもの嬉しいしいところですな。

ボリューム面は過去最大

「ピクミン4」の洞窟で遭遇したボス

「ピクミン4」はボリュームも十分。ピクミン2以来に復活した洞窟は、各階層を探索するちょっとしたダンジョン。今作では洞窟に遭難者が逃げ込んでいるため、救助のために探索を進めていこう。最深部にはボスが待ち受けている場合もあり、過去作をやってる人は再登場するボスに懐かしさを感じるはず。

「ピクミン4」の「ヒカリピクミン」
「ホムラピクミン」はいません。

新要素である「夜の探索」では、ヒカリピクミンが生成するエキスを手に入れるために狂暴化した原生生物と戦う。ヒカリピクミンの巣であるヒカリヅカを守るため夜明けまで防衛戦を行うというのは、普段の探索とは違った感覚を楽しめて良いアクセントになってるように思う。フラッシュバーストで一気に原生生物を攻撃するのは気持ちいい。

「ピクミン4」の「ヒカリピクミン」と夜の探索

本作では救助者から様々なミッションを受けることが可能。ミッションの数も結構用意されているけど、探索を進めていけば達成できるような内容が多いため苦にはならない。

オタカラの数も多く、全エリアの探索率を100%にするとなると、なかなかの時間泥棒になります。クリアするだけなら100%にしなくても可能ではあるため、全部のオタカラを拐取するかどうかはプレイヤー次第。オタカラ図鑑眺めるのが楽しい。

「ピクミン4」でオタカラを運ぶピクミン

「ダンドリバトル」は制限時間内にオタカラや原生生物を回収して稼いだポイントを競うというもの。相手よりも効率的にピクミンを動かさないといけないため、普段の探索とは一味違う。これもいいアクセントになっておりますな。

「ピクミン4」の「ダンドリバトル」
なんか怖いこと言ってる、。

制限時間内にオタカラなどを回収する「ダンドリチャレンジ」は、ブロンズを目指すのは簡単だけどプラチナを達成するとなると一苦労する難易度だった。どちらも一度クリアしたものだったら、キャンプで何回でも挑戦できます。この辺は過去作だと別のモードとして独立していたものだったけど、ピクミン4では本編に自然な形で組み込まれている。

ボリューム面に関しては間違いなく過去最大級ですね。色々できるようになっているぶん、覚えることも多いけど、そこは遊んでいくうちに覚えられるはず。

「ピクミン4」のロード時間は長め、アプデで改良してほしい

「ピクミン4」の「クイーンチャッピー」

ピクミン4、ゲーム面に関しては安定して面白いものの気になった点も。特に体験版の時点で感じていた「ロード時間の長さ」は、製品版でも変わっていなかった。次の探索に早く出かけたいのに、地味に長いロード時間はちょっと残念。今後のアプデで改良してくれたらいいんだけど、。

またグラフィックが綺麗になった分、虫っぽい原生生物の動きや音が、よりリアルになったので、虫嫌いな人は注意が必要かもね。

ストーリーが説明不足気味なのも気になるところ。まあストーリー重視の作品ではないけど、もうちょい説明が欲しかった。

「ピクミン4」待たされた甲斐があったな

「ピクミン4」製品版のタイトル画面

Switch期待の新作「ピクミン4」。内容面に関してはボリューム十分なうえに、元のゲームの面白さに磨きがかかっており、文句の付け所さんを見つけにくい素晴らしい出来となっておりました。悪い点はロード時間の長さくらいのもので、それ以外の部分はとても良くできております。

「ピクミン4」の「アメボウズ」

ピクミン3から10年待たされたけど、待った甲斐のあるゲームに仕上がっておりました。過去作のボスが登場するのもファンサービスとして嬉しいところ。夏休み中に何かSwitchで遊びたいと思っている人は、ピクミン4を強くオススメしますぞ。(゚θ゚)b

Nintendo Switch「ピクミン4」の評価!

◆ばるらぼ!得点

5 out of 5 stars (5 / 5)

■良いところ

  • グラフィックとサウンドのクオリティ
  • 過去最大級のボリューム
  • 携帯モードでも画質が大きく低下しない
  • ピクミンがかわいい
  • オッチンの存在

■悪いところ

  • ロード時間が長め。
  • NPCとの会話のレスポンスがちょっと悪い
  • ストーリーが説明不足

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