Wiiリモコンに関する特許侵害訴訟、任天堂が逆転勝訴し11億円の支払いが取り消される
任天堂のWiiリモコンが特許を侵害しているとして訴えられていた裁判、判決が覆り任天堂が勝訴しました。
判決が覆る
2013年にiLife Technologies Inc.が任天堂に対して起こしていた特許侵害裁判。この裁判ではiLife Technologies Inc.側がWiiリモコンが同社の加速度センサー技術の特許を侵害していると訴えていました。
争っていた特許は、人の転倒を検知する仕組みを利用して乳幼児突然死症候群を防ぐというもの。同社は6件の特許侵害を主張していましたが、うち5件に関しては認められませんでした。しかし6件目に関しては特許侵害を認め2017年に1010万ドル、日本円で約11億円の賠償を命じる判決が出されていました。
今回ダラス連邦裁判所は2017年の判決を無効とする判決を下しました。これにより約11億円の賠償金に関しては取り消しとなります。
このことについて任天堂アメリカの法律顧問Ajay Singh氏は以下のようにコメントしています。
「任天堂は新しいユニークな製品を開発してきた長い歴史があります。長年の訴訟の後、裁判所は任天堂に同意しました。私たちは、彼らが発明しなかった技術から利益を得ようとしている企業に対して、製品を積極的に守り続けます。」
パテントトロールとの戦いに無事勝利した形ですね。
関連リンク:Nintendolife
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コメント一覧
さすが最強法曹部
さす任
つよすぎ
これぞ逆転裁判