【感想】『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』これはまさしく「オープンエアー」。広大なハイラルの冒険が楽しすぎ!
2017年3月3日、Switchの発売と同時に発売となった「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」。
僕は発売日にSwitchを入手できないというトラブルに見舞われたものの、その後無事に入手し先日より僕もプレイ中。睡眠時間が削られるくらいにはハマってプレイしておりますが、そろそろプレイした感想を書いておこう
睡眠不足になるほどはまっております
発売前に海外のサイトやレビューやらで非常に高い評価を受けておりましたが、そういうのを聞くと偏屈な僕としては心の中のハードルがかなり上がってしまっていた。
本当にそんなに面白いんだろうかと、絶賛モードであるほどひねくれ気味になってしまう天邪鬼なのよね。
ただ、それは完全に杞憂でございました。
なにせ、生活リズムが完全に狂っちゃいましたからね。
switchというハードがどこでも持ち運んで遊べるというのも、プレイ時間の増加に拍車をかけてしまっている。ちょっとした合間に携帯モードで~、寝る前に少しだけ~、などと思っていたら
平気で深夜3時半とかに気づいたらなっていた。
それどころか、毎日プレイしていたドラクエ10もやや放置気味に。このままではハイラルラボになってしまうのではとブログ運営的に危惧をいだいてしまうw。
・・・そっちのほうはアクセス増えるかもしれないが、_(:3 」∠)_。
自由で広大な世界
「ゼルダBoW」の特徴というと、ゲームシステムが広大なオープンワールドとなっていることですね。
どこに行っても自由、ストーリーを進めていくのもいいし、祠を巡ったり、それこそ、速攻ガノンに挑んでもいい。最初の「始まりの台地」の祠を巡り、シーカーストーンの機能を拡張したのちは、ほんとにどこに行ってもいい。
一応「カカリコ村」に行ってみろ的なことも言われるのだが、つい脇道にそれてしまう。道中あった祠や、遠くに見えるシーカータワーを目印に野山を駆け回ってみるのだった。
馬宿につき、近くにいたケツの周りがキリンめいた馬を発見。早速従えてカカリコ村を目指していくのだが、ボコブリンの野営地を発見。その辺で拾った剣の素振りを兼ねて急襲をかけてみる。
平和的に暮らしているボコブリンを襲うのはかわいそうにも思えなくもなかったが、野営地を全滅させると宝箱が開くので仕方ないw。
軽い気持ちで挑んだのだが、今作のリンクは初期の段階だと結構ひ弱。油断していると返り討ちにあってボコられてしまうんですよね。
ええ、あえなく死にましたよ(´・θ・`)。
気分を変えて、海外でのスピードランで速攻ガノンに挑みに行く人がいるという話を聞き、試しにハイラル城へと足を進めてみたのだが、たしかにハイラル城前まではいくことができました、
しかししそこには、大量のガーディアンが配置されており文字通りの地獄絵図。
ガーディアンは離れていてもこっちをロックオンしてうえに、移動しているものは結構しつこく追い回してくる。ビームくらい盾で防御すればどうにかなるんじゃね?、などとプレイする前はナメてかかっていたが、あれって初期だと一撃死するくらいの威力があるんですよね。
結局ハイラル城に入ることなくガーディアンに追い回されて終わったというね。なお、僕の初ゲームオーバーは、始まりの台地での水死でした。
いろんな冒険の進め方
プレイヤーによって冒険の進め方が大きく変わってくるのが、オープンワールドゲームですが、つい横道にそれたくなるようなものがフィールド上に用意されていて道草を食ってしまい、遅々として冒険が進まないw。
一応ほこらや4神獣の謎解きもやっていますけどね。
ほこら探しだけでなく、なくした記憶を探して回ったり、各地にあるミニチャレンジをこなしたり、コログを見つけて回ったりなどなど、もちろんこれらはやってもやらなくてもいいんですが、こういうフィールド上の遊びが用意されていて飽きない。
ちなみにコログの実、噂によると900個あるらしいっすね。全部探すの無理ゲーだが、海外では全部回収した人がいるらしい。
本作からできるようになったジャンプや壁への掴まり、高いところからパラセールで飛行したりとアクションの豊富さがあるおかげで、いろんな攻略の方法があります。
正面から戦うのが難しい場所でも、壁を伝っていくことで戦闘せずに切り抜けたりといった攻略もできます。アクション面も動かしていて気持ちが良いものとなっています。
謎解きの面では、ひらめきや応用力が試される。例えば「アイスメーカー」は水を凍らせて足場を作ることができますが、足場を作るだけでなく氷を作り出すことで物を押したりもできます。
「ビタロック」では動きを止めるだけでなく、止めたものを攻撃することで力がたまり、解けるとその力が加わった方向に物が動きます。
これらは普段のフィールドワークでも使うことになるし、4神獣ではアイテムの特性を駆使した仕掛けが用意されており、そこは従来のゼルダ風味を感じることもできますぞ。
これは、とある祠での謎解き。本来ならジャイロを使って球をうまく転がしていく必要がありますが、裏返すと真っ平。簡単に球を運べるようになっております。
この方法はツイッターで見ましたw。
オープンエアーの意味を知る
本作はフォトリアルといったグラフィックではなく、トゥーンシェードを使ったグラですが、どこか温かみを感じる印象。また普段の音楽に関してはピアノをメインとし、静かな印象を与えています。
基本的には周辺の環境音が主で、敵との戦いや馬宿など人里についたときなど特定の場面でBGMが流れる。
これは「自然」を強調する演出としてそのようにしていると思いますが、BGMがなくても、環境音自体がまるでBGMかのように機能しています。このことがBoWの雰囲気を作り上げている大きな部分ではないかと。
またフィールドに生息している生き物は捕まえたり、食材として使ったり、ただの置物ではなく、しっかり意味のある存在として登場している。これも世界観を構築している一部ですね。
気になった部分としては、キャンセルボタンとジャンプボタンを入れ替えることはできますが、ジャンプとダッシュボタンが同時につかいにくい。キーコンフィグはほしかったかも。
プレイ中のフレームレートが落ち込むときがありやや気になってしまった。
またゲーム自体の難易度は、やや高めな印象。アクションが苦手な人には厳しいかな。まあこれは、うまく余計な戦闘を避けていくプレイで乗り切れますが、自由度が高くなったぶん「何していいかわからない」といった人もいるかも。
いろんな操作ができるものの、それらを使いこなすには慣れが必要。武器が壊れてしまった際、とっさの切り替えなどは、僕はいまだにうまく切り替えられない。武器を切り替えようとしたら弓を切り替えてしまったとかは、わりとBoWあるあるなのでは?。
プレイ感覚はまさしく「オープンエアー」!
ゲームシステムが大きく変わったとはいえ、「ゼルダ」としての部分は全く失っていない。今作は次世代のゼルダとして、ふさわしい作品になっているように思います。
ゲーム内のそれぞれの要素は、そこまで珍しいものではありませんが、フィールド、戦闘、グラフィック、音楽など、どれもハイレベル。
特にオープンワールドのゲームでは、この世界で何ができるのかが重要ですが、プレイヤーが「あれができるならこれもできるかも」といろんなことをフィールド上で試してみたくなる。今作のフィールドとゲームシステムが作りこまれているからこそですね。
何年後になるのかはわかりませんが、もし次回作を出すとなると、これを超える作品が出るんだろうかと心配になってしまうほどの完成度。
発売前に青沼氏などは今作のことを「オープンエアー」を称していましたが、正直プレイ前はよくわからなかった。しかし、プレイした今ならはっきりと意味が分かります。
この作品のプレイ体験全体を通じて「オープンエアー」と言っていたんだなと。そしてそれはまさしく「オープンエアー」でした。
「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」。僕自身、いまだマップ自体埋めれていないし、4神獣もまだ一体しか止めれていない。まだまだ冒険を続けていかねばなりません。
なにより一度始めると、辞め時がなくなってしまうくらいにたのしいぞ!。
もうしばらくは睡眠不足の日々を送ることになりそうですw。
あとゼルダ姫とミファーちゃんかわいい!!!!
これだけはきっちり伝えておきたかった。
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