ドラクエのDCG『ドラゴンクエストライバルズ エース』2021年7月5日サービス終了が突然発表
ドラクエのDCG「ドラゴンクエストライバルズ エース」サービス終了が発表されました。
7月5日サービス終了
スクウェア・エニックスはスマホ/Switch/PC「ドラゴンクエストライバルズ エース」について、2021年7月5日(月)13:00をもってサービス終了することを発表しました。
本作はドラゴンクエストのキャラクターやモンスターが登場するカードゲームで、2017年11月2日にサービスが開始されました。その後Switchで遊べるようになったり、2020年に「ドラゴンクエストライバルズ エース」に改名しサービスが行われていましたが、今回サービス終了が告知。
プロデューサーである二木達博氏のコメントによると「全体としてのプレイヤー数は減ってきており、対戦ゲームのビジネスとしては継続が難しい状況」であることがサービス終了の理由に挙げられています。
すでに課金アイテム「ジェム」の販売は終了。未使用分のジェムはサービス終了後に払い戻しが行なわます。4月下旬に真3弾拡張カードとソロバトルアドベンチャー最終章の追加、大会「勇者杯2021春」も実施される予定。サービス終了後は、これまで集めた所持カードや称号などのプレイヤーデータを閲覧できるサイトを用意する予定とのこと。
僕もデッキを組んでちょいちょい遊んだ記憶があったゲームだけに、突然のサービス終了発表は本当にビックリ。このゲーム、ドラクエ10のキャラもやたら多く収録されていたし、このゲームでキャラボイスを務めた声優がそのままドラクエ10にも起用されていましたね。
スクエニのスマホゲーの割には長生きだったライバルズだけど、残念だなぁ。
ディスカッション
コメント一覧
ソフト内のお知らせで「プレイヤー人口の減少でビジネス的に」みたいな事も書いてあったので、
元々以前から予算配分について収益にノルマが設定されていて、
この先ノルマを上回る見込みが無しと判断されたって事なんですかね?
楽しんでいたので残念です。
一時的にでもTwitterのトレンド1位になるレベルでの反応があったらしいですけど、
Switchで配信されているソフトの中でも、スマブラほどとは言わないまでも公式Twitterに攻撃的な投稿が多かった印象で、スクウェアエニックスアンチの反応も多かっただろうのは想像に難くないですし、
ソロモードでのアンクルホーンの扱いとかでも色々あったみたいですし、
妥協に妥協を重ねての中でメンタル的にももう限界みたいな所もあったのかなあとか思っちゃいます。
その辺が「満足のいくサービスの提供が難しく」あたりに込められてるのかなとか。
だいぶ昔にエニックスとスクウェアが合併相手としてお互いを選んだのは、
ケータイゲーム事業に興味があったエニックスにとって元々通信会社でiモード等への参入が早かったスクウェアのノウハウが、
逆にエニックスのゲームが軒並み驚異的なジワ売れをし関連シリーズに触れた事の無い若年層からの最新作への期待も常に高いのは出版部門の存在が大きいとする、今で言うコロコロ理論からで
ユーザーが期待するような両社の強力IPであるRPG開発力の強化を図るものではない、みたいな話を目にしたことがあって
タイトーの買収もゲームセンター事業に興味があったエニックスの意向があったはずなんですけど
合併した企業の慣例として資本が弱い側、つまり負債体質のスクウェアが経営陣の上側に就いた事でなんか色々エニックスサイドに不利な状況になってるんじゃないのかなと。
当時スクウェアの負債体質の中心だった第一開発室は合併後も大きいままで
自尊心ばかり強いみたいな話をよく聞く彼らが守られた形になる中、
ヤングガンガンで連載していた今は独立している安藤というエニックス出身のディレクターが、連載内で拡散性ミリオンアーサーの開発に自分は関わってるけど
運営の段階になると自分の手から離れているので要望とか出されても何もできないみたいな話をされていて
そうなると運営にかかわるスタッフの大半はたぶんスクウェアサイドの影響を強く受ける立場の人達なんでしょうけど
過去にこの安藤という人が関わっていたゲームの運営を畳む時になぜか
開発側のこの人が出てきて終わる理由を記者に事細かに話してるんですが
その発言をもとにしてなぜかこの人のせいで早く終わる事になったみたいな
言説があちこちで見られるんですよね。
本人もクリエイターでいられる時間は限られてるから出来るだけ多く作品を作りたいからすぐ次に行くみたいな事をおっしゃられてるので、
全般的に密度を薄く作ってると誤解されやすい所もあるんでしょうけど
流れとネット上で頒布されてるコメント群を見るとスクウェアサイドがイメージの悪い部分をエニックスサイドに押し付けて来たような印象を持つんですよね。
その上で予算の権限も旧スクウェア側が持ってるでしょうし
色々やりたがる体質ながら収益性が高かったエニックスから上がってくる企画を
全く感覚が違うのが許可を出す形だとどれがいけそうでどれがダメかの勘も利かないでしょうし、肝心の収益性も働かずメーカーとしての現在の評価に…
というイメージを持ってるんです。
各ソフトの中では異例の長さでサービスが続いてきたという事で
スタッフ側は支援あっての事と恩を感じている所はあるんでしょうけど
置かれている状況の辛い部分は本来そのスタッフたちが負わなくてもいい物が多分に有ったんじゃないかなと個人的に思っています。
そのくらいスクエニのケータイ系のゲームの置かれている状況は逆風が多すぎるし、その状態を放置してるというか、いざとなったら一部に責任押し付ければいいやみたいなムードがあるというか。