「ホロライブ」運営のカバー社、任天堂と著作物に関する包括的使用許諾契約を締結。アップランドも許諾リストに追加
Vtuber事務所を運営するカバー社が、任天堂と著作物に関する包括的使用許諾契約を締結。任天堂のゲームを使った動画の配信が可能になりました。
任天堂のゲーム配信が可能になる
Vtuber事務所を運営するカバー社は8月1日、任天堂との間に著作物に関する包括的使用許諾契約を締結したことを発表しました。
リリースによると、カバー社と任天堂との間で「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物利用に関するガイドライン」に関し協議を続けてきたとのこと。
同ガイドラインでは「別途契約が締結された以下の法人に所属する投稿者は、所属する団体の業務として行う投稿であっても、個人であるお客様と同様に、このガイドラインに従って、任天堂のゲーム著作物を利用した投稿を行うことができます」と記載されており、法人が任天堂の著作物を使った配信を行う場合は許諾を受ける必要があります。
ホロライブは6月、許諾を受けないまま法人として任天堂のゲームタイトルの無許諾配信を実施していたことを発表し謝罪していました。
今回任天堂から利用許諾を得たうえ、過去に所属タレントが任天堂の著作物を利用していた配信に関しても併せて許諾を得たとのことです。
最近、ゲーム配信に関して大量の動画が削除されたことも話題になっていましたが、これで任天堂のゲームに関しては、ホロライブのタレントたちが配信しても問題なしとなったわけですね。
なお今回許諾を受けた法人のリストが更新され「.LIVE(ドットライブ)」を運営するアップランドも許諾リストに追加。8月1日時点で許諾を受けている法人は7社となりました。
8月1日時点の許諾リスト
- UUUM株式会社(吉本興業所属を含む)
- 株式会社ソニー・ミュージックマーケティング
- 株式会社東京産業新聞社(ガジェット通信)
- いちから株式会社
- カバー株式会社(2020/8/1 追加)
- 株式会社アップランド(2020/8/1 追加)
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社(The Online Creators)(2020/8/1 追加)
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