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【感想】Switch『ゼノブレイド2』最高に面白いけど不親切な部分も、でも面白い!

2019/07/17/ 12:18:48

ゼノブレイド2

12月1日に発売されたニンテンドースイッチ『ゼノブレイド2』

まだストーリーを終えてはいませんが、プレイ時間がそろそろ60時間くらいになっていたので、ここまでしてみた感想をば。

Switchで発売された大作RPGですが、その出来は期待通りのものとなっていました。しかしシステム的な部分には不親切な部分も感じるという印象でした。

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「ゼノブレイド2」とは

ニンテンドースイッチ「ゼノブレイド2」は、12月12日に発売されたRPG作品。開発はモノリスソフトで、前作「ゼノブレイド」の続編にあたる作品です。

続編といってもストーリー的なつながりはなく、オープンワールド的なゲームデザインや戦闘システム的に似ている程度であり、この作品から始めても問題はありません。

そんな作品ではありますが、思わずコレクターズエディションをポチってしまったくらいには、
個人的な期待値も高かった作品。そして実際にプレイしてみたところ、ゲームシステム的には期待通りの出来になっており、前回の記事ではわりかし絶賛モードでございました。

そこから約10日。現在6章くらいまで進みました。これは年内にクリアできるのだろうかってくらいの進み具合だ。

先が気になるストーリーに幻想的なマップ

「ゼノブレイド2」はPRGであり、RPGならやはりストーリーが面白いかどうかが重要ですよね。

「ゼノブレイド2」では、主人公のレックスと、ストーリーのカギを握るブレイド「ホムラ」を中心に展開していきます。

ゼノブレイド2
このシーンをスクショした人多いと思うわw。

天の聖杯であるホムラに隠された謎、ホムラを狙う謎の集団イーラ、世界の中心にある世界樹の上にあるという楽園とは、さまざまな謎と思惑が交差するストーリーは、純粋に先の展開が気になる内容になっており、その先を見たくて辞め時を失ってしまうこともしばしば。

さらにメイン以外にもゼノブレイド名物の大量のサブクエストも各地にあります。クリアすることでアイテムや経験値、地域の発展などがあり、やや作業感もあるものの、それらをクリアしているだけでも楽しむことができます。

メインキャラに関しては、どのキャラクターも魅力的に描かれており個性的。主人公のレックスもまっすぐな少年だし、ホムラちゃんはいい子だし、ニアは強気だけど可愛いし、トラとハナのコンビもいい感じだ。

ゼノブレイド2

ただアニメ的なシナリオやサービスシーンみたいな部分が、たまにあるのは好き嫌いがあるかもしれない。個人的には深夜アニメも見るので気にならないんだけど、人によっては気になるかも。

ゼノブレイド2
ヒカリちゃんかわいい。

またグーラ領につくまでは、そこまで自由にうろうろできるわけではないので、序盤からあちこち行きたいという人は最序盤部分がストレスかもしれない。けどそれはチュートリアルみたいなものだと思ってください。

ストーリーに関しては、まだ全クリしてないので評価できないものの、先が気になって辞め時を失うくらいには楽しめてます。

シリーズ恒例のキズナクエストは、キャラクターだけでなくレアブレイドの分も用意されており、意外な一面がみれたりしますよ。

ゼノブレイド2
ヂガラオは見た目に反していいやつです。

また広大で作りこまれた世界も「ゼノブレイド2」の魅力。
初代、クロスとフィールドのつくり込みに関しては、すごいとした言いようがありませんが、
2でも同様に様々なロケーションを楽しむことができます。

ゼノブレイド2
最初に行けるグーラ領の時点で広大。

各巨神獣ごとに全く異なるフィールドを見ることができ、そこに住む人やモンスター、新しいフィールドに行くたびに発見があります。

ただ綺麗なだけでなく、あの場所には何があるんだろうかと登ってみると、実際に宝箱が用意されていたり、秘境があったりとプレイヤーへのご褒美も、ちゃんと配置されている。それが探索のモチベになりますね。

ゼノブレイド2

あとBGMもいい!フィールドや町中、戦闘曲、どれも名曲だらけでございます。いい場面でちゃんと効果的に流れるんですよね~。

複雑だけど慣れると楽しい戦闘システム

「ゼノブレイド2」の大きな魅力の一つが、その戦闘システムであるのは間違いないでしょう。

基本的には初代「ゼノブレイド」に近い戦闘システムではあるものの、「ブレイド」の能力を駆使しての戦略や、各種コンボの要素により非常に奥深いものになっています。

戦闘システムに関しては、以前の記事で複雑だからまとめたのがあるので、よくわからないという人は一読していただきたい。

複雑ではあるものの、狙ったとおりにコンボを決めることができるようになると本当に楽しくなってきます。

ブレイドがある程度そろってきてからが本番。強力なユニークモンスターに対して、どう戦うべきかを考えて編成やアクセサリーなどを考えて挑みに行き、見事コンボを決めて撃破できると気分は最高!

なおユニークモンスター自体は、倒したとしても何度でも挑めるようになっています。

ゼノブレイド2

ブレイドコンボやドライバーコンボ、チェーンアタックといった要素は、前作プレイヤーはわりとすぐ慣れるかもしれませんが、そうでない人は複雑でわかりにくいと感じる部分でしょう。でも各種コンボを出せるようになると一気に楽しくなります。

ニアがブレイク状態にして、レックスがアンカーショットでダウンを奪い、ユウオウでライジング状態にしてからスザクでスマッシュ!

僕がよく使っているドライバーコンボですが、さらにここからブレイドコンボをつないで、大ダメージとステータス異常を与える。一連のコンボの流れがたまらんのじゃ~。

というかコンボをしっかり出せるようにならないと、おそらく5章のボスで詰んでしまうと思います。その前のメツ&メガネ戦も難しいかも?

ともかく戦闘システムは複雑なので覚えるまでが大変ですが、そこを乗り越えると一気に楽しくなるようになっていますね。

気になった部分について

ゼノブレイド2のトラとハナ

ここからは気になる部分をピックアップ。

多くのプレイヤーが気になっていると思いますが、まずマップが不親切。

全体マップはしっかり用意してほしかったし、スキップトラベルのマップは各階層ごとにわかれているんだけど、これも自分がどの階層にいるのかがわかりづらい。

○○に行けと言われても、その場所がどこにあるのかもわかりづらいし、クロスでは光の玉を出してナビゲーションしてくれたが、ゼノブレイド2にもあってよかったのではないか?

また戦闘システムの複雑さにも関係する部分ですが、チュートリアルが一回しかないのも問題。読み飛ばしたり、忘れてしまったりした場合、見返すことができません。それにチュートリアルも、そこまで親切じゃない。あと一部の説明が情報屋から変えるんですけど、2行は短過ぎるよ~。

ブレイドコンボを教えるチュートリアルなんかは、2段階目までは出せるようにしてくれるけど、あれは3段階まで出せるようにしてくれたほうがわかりやすかっただろう。

そもそも「ゼノブレイド2」には説明書が一切用意されていません。電子説明書もありませんからね。わからなくなったらどうすればいいのか。

また小さい部分かもしれませんが、いくつか挙げると、

メニューとスキップトラベルの画面を間違えて開いてしまうことがしょっちゅうあるので+ボタンとXボタンは入れ替えてほしい。

コモンコアクリスタルは10連くらい一気に回せるようにしてほしいし、フィールドスキルもめんどくさい要素だと感じます。

宝や採集、敵を倒した際のアイテム回収も自動にしてよかったのでは?ちらばって雲海にアイテムが沈んだりして取れなくなる場合があって困る。権利書の中には拾える範囲が増えるものがあるのでそれを手に入れると、ストレスが軽減されます。

もう一つの不満点としては、携帯モード時には画質が悪くなってしまうところ。なぜ悪くなるのかはわかりませんが、これは改善してほしいな~。やはりきれいな画面でみたいですからね。

あと人によるかもしれませんが、前作ではあった装備での衣装変更がなくなっているのは不満に上がるかもしれない。DLCで何か衣装配信されないかな?(追記:水着などが配信されました)

衣装は別としても、ここに上がっている不満点がアプデで解消されたら文句ないんだけどなぁ。

十分ハマれる大ボリュームの一本

ゼノブレイド2

「ゼノブレイド2」は、ストーリーの面白さ、キャラの魅力、戦闘システムの楽しさ、BGMの良さなど、いいところがたくさんある作品です。

一方で複雑なゲームシステムであるにもかかわらず、チュートリアルが一回しか見れなかったり、説明書がなかったり、マップが使いづらいといった不親切な部分も目立ちました。そのためちょっと人を選ぶかもしれない作品になっています。

しかしそれらの不満点があったとしても ニンテンドースイッチ「ゼノブレイド2」、おすすめしたい一本であることには変わりありません。ゲーマー向けの複雑なRPGが遊びたい人には特にオススメできる一本となっております。

ちなみに僕、エキスパンションパスも購入しております。まだまだ遊べるぞ~。

■関連リンク
ゼノブレイド2 公式サイト

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