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【感想】Switch『ファイアーエムブレム無双』コラボ無双トップクラスの出来!

 

ニンテンドースイッチ「ファイアーエムブレム無双」
発売日に入手して早速遊んでみました。

注目のコラボタイトルの出来やいかに。

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「ファイアーエムブレム無双」とは

「ファイアーエムブレム無双」は、任天堂のシミュレーションゲーム
「ファイアーエムブレム」シリーズとコーエーテクモのコラボタイトル。

手ごわいシミュレーションで有名なタイトルが無双アクションになる
ということで、発表当時から話題になっていた作品ですが、
2017年9月28日にニンテンドースイッチとNewニンテンドー3DSにて発売となりました。
(通常の3DSには非対応)。

僕が購入したのはスイッチ版。
実際どういう出来の作品になっていたのか。

ゲームシステムについて

ゲーム的には、コエテクの無双システムの上に
ファイアーエムブレムのキャラクターがのっかっているという感じの作品。

無双らしくバッサバッサと切り倒していく爽快感はそのままに、
FEの英雄たちが戦いまくります。

雑兵の数も多く、戦っているだけで1000体くらいは軽く撃破できます。
各章の数も多めでクリアまで1章あたり大体20分くらいは平均してかかるかな。

 

キャラは4人まで選ぶことができ、左ジョイコンの
十字ボタンで切り替えることが可能です。

キャラに関してはそれぞれに特徴があって、どれも触っていて面白い。
兵種で個性つけやすいからだろうか。アクションもエフェクトが派手で楽しい。
キャラクターのモデルもよくできてるように思います。

チキはかわいいし、覚醒時のアクションが竜への変身となっていて、
原作を再現しつつ広範囲を攻撃できるので個人的にお気に入り。

 

操作は基本的にXYで攻撃、Bで回避、Aで無双奥義と簡単。
ライトユーザーでもとっつきやすいのも無双アクションの特徴ですな。

一番大きなゲーム上の特徴としては
マップ画面上で操作していないほかのキャラクターに、
指示を出すことが可能になっている点でしょう。

シミュレーションゲームみたいに特定の敵を攻撃するとか
場所を移動させるといった指示が可能になっています。

指示をしていないときはAIの判断で勝手に行動していますが、
これもどういう行動をとるのかある程度決めることが可能。
余計な行動をしていることもよくあるので、何かをしてほしい場合には
自分で指示を出しましょう。

ただしなんでもやってくれるわけではなく、竜脈を起動するといった
仕掛けを動かす場合には自分でやる必要があります。
その際には仕掛けまでキャラを動かしておけばスムーズ。

FE覚醒より登場した「ダブル」「デュアル」といったシステムも
再現されており、近くのキャラと「ダブル状態」になることが可能。

この状態になると「デュアルゲージ」が登場し、
ゲージがたまっていると相手のガードを崩せる「デュアルアタック」、
相手からの攻撃を自動で防いでくれる「デュアルガード」が発動したりと、
戦闘で有利になるシステムとなっています。

さらに二人とも無双ゲージがたまっている状態なら、
強力な無双奥義「デュアル奥義」も放つことができます。
この奥義、組んでいる相手によって発動時の
会話パターンも違ったりしていて細かい。

また、ゲームではFEであった兵種による三すくみも再現されており、
ペガサスナイトのような飛行系の敵には弓での攻撃ダメージが非常に多くなる。
その逆に、苦手な兵種の敵と戦った場合には、
不利になったりすることもあるので注意が必要です。

相手との相性はミニマップや敵の名前の横にあるアイコンで判別することができ、
赤白の上三角マークなら有利、下なら不利、!マークなら特効と、
ゲームでもしっかり説明してくれるので、
すぐに判断することができるようになります。

「ロスト」についても用意されており、やられた場合、
以降の先戦闘に出撃することができなくなります。
このシステムは難易度「クラシック」を選んでいる場合に適応される。

ほかにも「絆システム」があり、ミッションを達成することで上がったり、
ダブル状態で戦っていたら上がるなど、こちらもFEと同じ要領であがっていき、
ランクによってアイテムや「絆会話」などを見ることができます。

 

成長要素も敵を倒すことでの経験値が入っていくオーソドックスな仕組みですが、
「訓練場」というものがあり、お金を使うことでレベルを上げることが可能です。

育っていないキャラをここであげることもできるし、
戦場で戦っている捜査していないキャラもしっかり経験値が入っているので、
育てる部分ではあまり苦労しないかなぁと。

手に入ったアイテムを使って、キャラの能力を開放していく要素もあり。
アクションが増える攻撃の紋章は優先度高いので、仲間が増えたら
優先して覚えさせておきましょう。

逆に武器に関しては、なかなかいいものが手に入らない。
これは難易度のせいなんだろうか、ノーマルでずっとやっているんだが、
鍛える意味のある武器がいまだに手に入らない。

ヒストリーモードをやれば違うのだろうか。
そちらはあまりいじってないんだよね。

やりこみやその他の要素など

モードにはストーリーモード以外にも「ヒストリーモード」というのがあります。
これはステージを進めていると出現するアンナから
「アンナの記憶」を購入することで解放されていくもので、

FEのストーリーを追体験する的な体のモードですが、
クリアすることで要素の解放などが用意。
これが今作の代表的なやりこみ要素になっている。

アンナはステージに出現すると一定時間でどこかに行ってしまうので、
出現を確認したらすぐに拾いに行きましょう。

またオプションではグラフィックについて
「解像度重視」か「処理速度優先」かを選択することが可能。

前者の場合はグラフィックが綺麗だけど30fpsになり、
後者ならややグラフィックは落ちるが60fpsでの動作になるというもの。

個人的には解像度に関してはそこまで差があるようにも思わなかったので、
おすすめは「処理速度優先」です。
60fpsでのなめらかなアクションは、そのまま爽快感につながります。

ただし、このモード選択は「TVモード」のみ有効な点には注意が必要。
携帯モードでは使えません。ここは残念だな~。

気になる部分、悪い点

プレイ中に気になった部分としては、装備を変える際に
変わったかどうかわかりにくいことや、
サクラとタクミの基本アクションが同じなことでしょうか。
このあたりは些細なことではありますが、ストーリーは普通。

本作で批判が大きいのは参戦キャラの偏りでしょう。
参戦キャラの多くがFE覚醒とifからであり、
そのほかのタイトルからはあまり登場していない。

「○○がいない」みたいな不満はどうしても出てきてしまうと思います。
DLCも発売される予定になっていますが、シリーズに登場したキャラクターは
膨大であり、すべてをカバーすることはできないので、
参戦キャラに関してはDLCで出たらラッキーくらいに考えておきましょう。

ただ、キャラ偏りは仕方ないとしても、同時に兵種も偏ってしまっているのは、
ゲーム的にはどうなんだとは思いますが。

FEと無双のコラボは面白いぞ!

基本は無双アクション+ファイアーエムブレム要素の作品であり、
無双アクションが好きな人なら十分楽しむことができるようになっています。

さらにキャラに指示を出せる要素があるおかげで、
ただ敵をバサバサ切りまくるだけではなく、ある程度は戦略も考える必要があり、
単純な無双ゲーで終わっていないのは好感が持てます。

 

「ファイアーエムブレム無双」は情報の出し方が下手で、
買う前は不安な部分があったんですが、いざやってみると
コラボ無双の中では非常によくできている作品に仕上がっていると感じました。
これなら2も出してほしいって声がユーザーから上がりそうだw。

「ファイアーエムブレム無双」コラボ無双としては、
非常によくできた一作。無双アクションが好きな人なら
FEをあまり知らない人であってもお勧めできますぞ!。

バルカズクロスレビュー的には10点満点中
8点くらいはあげちゃうかなw。

■関連リンク
ファイアーエムブレム無双 公式サイト

 

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