【感想】『バトルフィールド6(BF6)』前作遊んでいると「こういうのでいいんだよ」と言いたくなるBF!
どうも工兵のバルカズです。EAから発売された「バトルフィールド6」を遊んでおります。そろそろ最初の大型アプデも配信されたことだし、PS5版を遊んでみた感想をば。
結論からいうと「こういうのでいいんだよこういうので」。
「バトルフィールド6(BF6)」とは
- メーカー:エレクトロニックアーツ
- 発売日:2025年10月10日
- 価格:通常版パッケージ/DL版9,800円、ファントムエディション13,900円
- 対応ハード:PS5/Xbox Series X/S/PC
- 年齢区分:D指定(17歳以上対象)
- 備考:「バトルフィールド REDSEC」というバトロワモードが無料配信
「バトルフィールド6」は、エレクトロニックアーツより10月10日に発売された作品。最大64人(32対32)という大人数が1つのフィールドで戦うFPSです。兵士として戦う以外にも、戦車やヘリ、戦闘機といったビークルも登場。コンクエスト、ブレークスルー、ラッシュなど様々なルールも用意されており、広大な戦場で味方の勝利に貢献しよう。
今作では前作「バトルフィールド2042」には存在していなかったキャンペーンモードが復活。民間軍事会社「パックス・アルマータ」が世界規模で紛争を発生させている2027年の現代を舞台に、米海兵隊の特殊部隊「ダガー1-3」のメンバーとして戦い抜きます。
またプレイヤーたちが作成したステージなどを遊べる「Battlefield Portal」も用意されており、長く遊べそうな1作となっております。
手堅く作られたBFなのがイイ!
「バトルフィールド6」を遊んだ印象としては「手堅く作られているBF」という印象ですね。前作「バトルフィールド2042」が、なぜかこれまで好評だったシステムを廃して冒険に走ってしまったことを身をもって体験したものとしては、冒頭でも書いているように「こういうのでいいんだよ」という感想が第一に出てきますw。
開発陣も本作については「原点回帰」を目指したそうですが、今のところ、それは功を奏しています。
なじみのある兵科制もわかりやすく、突撃兵、工兵、援護兵、斥候兵と、伝統的な兵科になっており、きっちり役割も分かれている。
兵科の説明を簡単に紹介。
「突撃兵」は前線で戦う兵士。アサルトライフルでカチコミをかけに行く役割だ。専用ガジェットの「はしご」を使えば高台へ簡単に移動できるようになるので便利だし、意外なところから攻撃を仕掛けられます。マジではしごの存在が突撃兵の価値を高めていますな。
「工兵」はビークルを破壊したり修理したりする兵。ロケットランチャーで戦車を破壊するのが気持ちいいんじゃ~。僕は工兵ばかり選んでおります。対戦車地雷は地味だけど、適当に設置してても案外引っかかってくれるので撒きまくろう。
「援護兵」は味方を援護する兵士。弾薬やガジェットを補給できる「補給バッグ」を持っているほか「除細動器」を使うことで素早く味方を蘇生できる。なお除細動器を使う際には、ネリネリしてチャージしておかないと完全回復で復活させられないので注意。
「斥候兵」は偵察を得意とする兵科。スナイパーライフルを使ったり、敵をスポットできるガジェットを持っている。
前作は「スペシャリスト制」という要素を入れてしまった結果、一部のマケイが強すぎるというようなことになってたけど、そういうのがないだけでも高評価を入れたいところ。まあスペシャリスト制は試みとしては面白かったけどBFにあってるかと言われると、うーん、って感じだった。実際不評だったからこそアプデで兵科制も取り入れてたしな。
マップに関してもバラエティに富んでおりリアル。発売時点では9個のマップが用意されていました。前作のように無駄に広くて移動がめんどくさいとか、遠距離からレールガン戦車がバカスカ撃ってくるようなところもないのは好印象。最大プレイ人数が128人から64人になったことで、広すぎるフィールドにしなくてもよくなったんだろう。コンパクトになったおかげで歩兵とビークルが入り乱れるバトルが楽しめます。
またマップ上に設置されている様々なオブジェクトが破壊可能になってるのも素晴らしい。前作では破壊表現が売りの一つでもあったBFシリーズのはずが全然壊れなかった。BF6は破壊表現も気合が入っており、キャンペーンモードで堪能できるはず。PS5ならコントローラーもブルブルやで!美麗なグラフィックも相まって、リアルな戦場を体験できます。
ビークルに関しては、どれも戦況を覆せる能力を持っていながらも不用意に前線に出すぎるとあっけなく破壊されてしまうようなバランス。もちろんうまい人が扱うヘリに翻弄されることはあるにせよ、こちらが手を出せないくらいの高空からステルスヘリが一方的に撃ちまくってくるような状況がない。
また新アクションで倒れたプレイヤーを引きずって移動させ蘇生できるようになったこと、スライディング、屈みながらダッシュ移動できるといったアクション面も強化されている点も要注目。
ただクロスプレイをオンにすると手練れのPC勢によって僕のような雑兵は蹴散らされてしまうのよね。でもキルが取れなくたって敵拠点に絡んだり、味方を支援するように立ち回れば勝利に貢献できるのもBFの良いところ。
しかしマッチング関連では、クロスプレイをオフにしているとBOTばかりになってしまう。マッチングの問題は今後のアプデで修正されるはずたぶん。
キャンペーンは普通。CoDっぽい内容
BF6にて復活した「キャンペーンモード」では、民間軍事会社「パックス・アルマータ」と米海兵隊の特殊部隊「ダガー1-3」のメンバーとして対峙していくという内容。冒頭からNATOの基地が襲撃されて、盛大に爆発炎上しまくる。映画のような展開で引き込もうとしてきます。まるでCoDみたいな雰囲気だ。
ただストーリーに関してはネタバレになるのでざっくりと述べさせてもらうけど、正直説明不足感がある。ラストもすっきり終わるような感じではない。まあBF2042より以前の時系列ではあるし、BF2042ではもっと混沌とした世界になっているため、こういう感じになるのかなぁ。でもFPSのキャンペーンモードはチュートリアルみたいなものではある。そう考えたら悪くはないか。
でも登場する敵兵がバカすぎるのは気になる。撃ち合っている最中にノコノコ射線上に出てくるとか、どうなっとんじゃ。( ´Ꙩωꙩ` )
なおキャンペーンモードをクリアすると、容量削減のために削除することができます。キャンペーンモードいらねぇって人はササっと削除してしまいましょう。
BFでバトロワはアリっちゃあり
最近配信されたアプデにて「バトルフィールド REDSEC」が配信。内容は最大100人が参加するバトロワにBF成分を含んだ内容。広大なフィールドで最後の一分隊となって生き残ることが目的。またペアで生き残るモードもあります。突然配信されたので少ししか触っていないものの、これはこれでアリ。
「ガントレット」というモードでは特定のミッションをクリアしていき、上位3チームが次のミッションに進出。下位のチームは脱落していくという内容となっています。こちらも即席のチームでその場の状況判断が結果を左右する感じで、これもまた悪くないかな。
BFでバトロワ要素というのはどうなんだろうかと思ったけど、気分転換に遊ぶ分にはちょうどいい感じ。しかもこの「バトルフィールド REDSEC」は基本無料でも配信されています。BF6本編を持ってない人でも、このモードだけ遊ぶことも可能なので興味がある人はDLしてみよう。
BFらしいBFが帰ってきた!
「バトルフィールド6」は前作で不評だった部分を改善し、まさに原点回帰といった塩梅の作品。奇をてらうことなく手堅くまとめてきたなぁと。その分前作よりも地味目になってしまってはいるけど、スキンによってはカッコいいのもあるから、そこらへんで他プレイヤーと差を付けよう。
もちろん気になる部分もあり、武器アンロックがめんどくさすぎるとか、武器のバランスが~とか、ビークルの練習ができないとか不満点も色々あるにはあります。一方で課金要素はスキンくらいなもんだし、アンロックに関しては今後緩和されるらしく現状大きな不満点はない。バランスもきっとアプデでどうにかなるやろきっと。
なにより、あのBF2042をプレイしていた身としては、ようやくまともな現代戦の最新BFを遊べることに感涙を禁じ得ない!返す返すではありますが、バトルフィールド6は「こういうのでいいんだよこういうので」と誰しもが口にしてしまうであろう出来の作品となっております。
みんなでワーワー突撃しながら、銃弾がかすめる中、敵戦車に肉薄しRPGをぶちこむ!これこそがBFよな٩( "ω" )و
そんなわけで、今日も元気に戦車を破壊したいと思います。
◆ばるらぼ!得点
[usr 4 size=20]
■良いところ
- 破壊表現が前作よりもパワーアップ
- UIが見やすい
- 復活した兵科制
- 大きなバグがない
- 定期的なアップデート
- バトロワは気分転換には良い
■悪いところ
- メインメニューがゴチャゴチャしている
- キルタイムが短いのでやられやすい
- クロスプレイをOFFにしているとBOTだらけになる
- キャンペーンモードの敵AIが変
- 武器が少な目
- 日本語翻訳が変な個所がある
- 初期のコントローラー設定だとスポットがしづらい
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