公式の「ドラクエ花札」を巡って二次創作の花札製作者が困惑、ツイッターが炎上へ
ご存知の方もいるかもしれませんが、
「ドラゴンクエスト花札」をめぐって炎上騒動が起こっています。
「ドラクエ花札」をめぐって騒動
今回話題になっているのは、ドラゴンクエストのモンスターたちを
モチーフにした花札「ドラゴンクエスト花札」が8月11日に
発売されることが決まったことがきっかけ。
これに関して、以前からツイッター上で「ドラクエ花札」を公開していた
とある主婦ユーザーが苦言を呈したことから騒動に発展しました。
すでに元となったつぶやきのアカウントは
削除されてしまっているのですが、
内容としては、今回発売される公式のドラクエ花札の絵柄が、
以前から趣味で製作していた二次創作の絵柄に似てるとして
切り絵を投稿していた主婦のフォロワーが騒ぎ始め、
花札の件を聞かれた主婦が、複雑な心境をつぶやいたことが
炎上のきっかけとなった。
この花札発売に対し、主婦のフォロワーたちは、
スクエニがアイデアをパクったとして攻撃をはじめ、
切り絵を投稿していた主婦も、
「改めまして、こちらの花札、わたくし一切タッチしておりません。お声かけもされておりません。先ほど見つけてびっくりしてます。なげきムーンのとかフォロワーさんのリクエストで作ったのにそっくりマネされててそれが1番残念です」
「私は気分良くないよーって言いたいだけです(´Д`A;)」
とフォロワーに反応していました。
ここまでなら仲間内で騒いでいるだけだったのですが、
ツイッターは広く公開されているものであり、
これらのやり取りを見た人からのツッコミをうけることに。
昨日からの反響の大きさに驚いている朝です。レスが追いつかなくて申し訳ありません。こちらに反応して賛否両論あるわけですが「お声かけ」の部分に反応されている方に言いたいのは、権利が私にあるとか言いたいのではなく「花札商品化されたんだね！おめでとう」と多く言われた為、です。ご理解下さい
これらのやりとりの内容が２ちゃんねるに転載され、
それをまとめたまとめブログや、
バイラルメディアの目に留まり拡散。
また主婦が投稿していた切り絵は、いわゆる二次創作であり、
当然ドラクエの著作権はスクエニにあります。
しかし投稿されていた切り絵には「（C）マーク」が記載されていたり、
投稿されていた切り絵自体もトレースが含まれていることがわかり、
炎上状態になってしまった。
主婦の過去のつぶやきにはプライベートな内容もあり、
そこからプライバシーにかかわる情報も拡散されるなど特定騒ぎも。
主婦はその後、騒動に関して謝罪していたもの、結局6月26日時点で
ツイッターアカウントを閉鎖してしまいました。
炎上させようとしているメディアも？
主婦のつぶやきの内容自体、そこまで炎上するような内容ではないものの、
本人というよりはその取り巻きがスクエニを攻撃するような
投稿したり主婦を擁護するつぶやきなどで盛り上げたのが
大きかったように思えます。
火種は主婦だったかもしれませんが、
燃料を周辺がどんどん投入していった結果、炎上したという印象。
さすがにスクエニを叩くのは違いますからね。
また「ドラゴンクエスト花札」というアイデア自体も、
すでに他の方がツイッター上でアップしており、
特別目新しいものというわけでもありません。
やり取りをみていると、炎上するのもやむなしかなぁ
という気持ちになります。
ただし、今回個人的に気になったのは、
この騒動に目を付け記事にしたバイラルメディア「秒刊サンデー」の存在。
「秒刊サンデー」はこの件に関してこのような記事をアップしています。
【悲報】スクエニ公式のドラクエ花札、酷似作品が既にあると話題に！作者も困惑
【悲報】とつけている時点でいろいろ察することができますが、
内容的には騒動を紹介しているものとなっている。
しかし記事の最後に、このような一文があるのが気になってしまった。
また、スクウェア・エニックスより連絡があったわけではなく、
困惑している様子です。絵や構図が似ているという点は
確かにそのように感じる点もいくつかありますが、
本当に偶然なのか、それとも作品を見て真似したのか、
現状では確かめる術はありません。それ以前にドラクエのモンスターを花札にするという
アイディアが被ることは非常にレアです。
以上を踏まえるとネットでの炎上は必至です。果たしてこの問題はどうなってしまうのか、両者の状況に注目です。
「ネットでの炎上は必至です」とはどういうことなんでしょうか？。
記事の内容を見る限り、炎上させようとしているのではないか？。
「秒刊サンデー」が取り上げたことで、2ちゃんねるに
ニュースソースとしてスレッドが建ち、現在ニュース速報+では
スレが14まで伸びる事態となっている。
さらにそれを転載する形でまとめブログが取り上げるという
流れで余計に炎上が広がることになったようにみえます。
なお、「秒刊サンデー」はいろんなニュースサイトで配信されてはいるものの、
その評判は非常に悪く、少しググるだけでも悪評の数々がでてきます。
まじめに取り合わないほうがいいメディアといっていいでしょう。
終わりに
今回の話題は、単にちょっと痛いツイートだったというだけでなく、
取り巻きの反応や二次創作に関してのツイッターユーザーたちの考え方など、
複雑に入り乱れてしまい炎上となってしまった。
ツイッターという場所は「バカ発見器」といわれたり、
「バカッター」などといわれることも多い。
仲間内に話しているだけと思っていたら間違いで、
実際には多くの人がいる中でつぶやいています。
一つのつぶやきから一気に炎上してしまうというのは、
ツイッターユーザーならだれにも起こりえること。
ツイッターの使い方には気を付けましょう。
と、自分のことを棚に上げて言うモヒプクがいるらしい。
まあ炎上してもしょうがないかなぁというものではあったんだけど、
ここまで盛り上がるとはな～。