【感想】『ファイナルファンタジーXVI(FF16) 体験版』とりあえずは製品版に期待しておきます
先日より配信が開始された「ファイナルファンタジーXVI(FF16)」の体験版。早速我が家のPS5でダウンロードして遊んでみましたので、その感想をば。ちなみに体験版はPS5でのみ配信されています。
FF16体験版を遊んでみた
今回の「ファイナルファンタジーXVI(FF16)」体験版では、物語の冒頭部分を遊ぶことができる。2時間くらいのボリュームがあるらしいとのことだったけど、実際プレイするにあたり、クリアまでなら2時間程度で十分終われましたね。プレイ時間だけならボリュームは十分か。
ただしプレイヤー自身が操作できる範囲は狭い印象だった。ゲーム冒頭からムービーに次ぐムービーという感じで、主人公であるクライヴを本格的に操作できるようになるまで少し時間がかかります。
クライヴが、ほとんど声を発しないまま13年前の回想に入るって、どういうことやねんと思ったりもしましたが、体験版のストーリー部分ではゴブリンを倒しに行ったり、召喚獣同士の戦いで謎のシューティングゲームを遊ぶことができます。
戦闘システムは良さげ
FF16のバトルに関しては、□ボタンで4回まで攻撃できるとか、△ボタンで出せる魔法を使えば遠くに攻撃できたりと、アクションゲーム寄りなシステム。
R1でタイミングよく攻撃をかわし、攻撃に転じることで敵のウィルゲージ(削りきるとテイクダウン状態にできるゲージ)を大きく削ることができたりと、アクションゲームが得意な人は好きなシステムではなかろうか。
一方アクション苦手な人であっても、体験版ではサポートアイテムとしてアクションを自動で行ってくれる各種アクセサリーが用意されているので安心だ。ボス戦で用意されるQTEも簡単なものとなっていた。
バトルに関しては、体験版クリア後に遊べる「召喚獣アクショントライアル」が本番といった感じで、こちらは最初からクライヴが各種アビリティや召喚獣を使える状態でのバトルを楽しめる。こっちをやると製品版への期待が高まりますな。
グラフィックはきれい、ストーリーは製品版に期待
ゲーム中のグラフィックに関しては、やはりFFというだけあり綺麗。巨大な召喚獣も緻密なグラフィックだからこそ迫力が出せていると思う。PS5だとロード時間も気にならないレベルだったのも良い点でした。
ストーリーに関しては専門用語がドンドン押し寄せてくるのはどうかと思ったが、よくわからない用語に関してはタッチパッド長押しで「用語解説」が表示されるため、それで復習することができる。
ストーリーに関しては、これまでのFFより大人向けなストーリーになっているらしいけど、体験版の範囲では本当に触りの部分だけって感じで先が気になってしまう。なんやあの毒親は。
体験版での大人向け感のある所と言ったら、巨漢おっさんと幹部っぽいお姉ちゃんが急にイチャイチャしたときくらいか。なんかの洋画で似たようなシーンを見た気がするね。血が出たりする暴力的なシーンもあるので、そういうのは好き嫌いが分かれそう。ストーリーについては製品版に期待しておきます。
ゲーム画面が暗いなど、体験版の気になったところ
FF16体験版での悪い点としては画面が暗いところ。画面調節しても、なお暗いため、これはどうにか製品版で改善してほしいところ。「召喚獣アクショントライアル」のマップなんか、クライヴが周囲を照らしても全然明るくなかったからなぁ。
またミニマップの表示は欲しかった、体験版の範囲なら、どこに行けばいいかわからないってことにはならないだろうけど、広いフィールドでは欲しくなる機能だと思う。
細かいことだけど、しゃべっている時とキャラクターの口の動きがあってない。英語版だとあってるのかもしれないけど、吹替を見ているような感じだった。
あと体験版の範囲ではムービー多すぎという印象を持ってしまった。製品版ではもっと色々できるとは思うけど、カットシーンの多さも気になったな。
FF16の製品版に期待しておきます
「ファイナルファンタジーXVI(FF16)」の体験版を遊んでみたわけですが、製品版がどうなっているかが気になる出来にはなっていました。
バトルシステムに関しては、「召喚獣アクショントライアル」で触った印象としては悪くなさそうな感じではあるけど、あくまでも体験版の範囲でしかないからね。ストーリーも13年前の回想が終わりそうなところで切れるため、この先どうなるんや!って気持ちにはなります。
FF16発売までもう少し、FF16体験版のデータは製品版に引き継ぐことも可能なのでPS5を持ってる人はDLしてやってみよう。
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ディスカッション
コメント一覧
最後のスクリーンショット、またなんか狙って取ってる…
召喚獣とかが何となくベヨネッタっぽいなと思ってたらプラチナゲームズ関わってるんですってね。
暗過ぎっての聞いて思い出したのは
SFCの頃からFFの特徴として「取り逃すと入手不可能な要素が多すぎる」ってのと
「どこが出入口か分からないマップ」とか言われてましたけど、
FFXが出た頃だったかのゲーム雑誌の何かで
「FFのそういう所も媒体が変わったり製作チームの主要メンバーが変わったりすればマシになるかなっと思っていたが、シリ-ズを重ねる毎に悪化している。美術面にこだわるのは結構だけど製作陣はFFというゲームが遊ぶ側からどう見えているのか想像する力に欠けているのでは」みたいなの読んだ記憶もありますし
暗いのも“意味があってやっている事だから変だとは思ってない”って感じなのではと思う。
大人向けってので思うのは、Keyのソフトで18禁から先に出ていた時には無かったのに
全年齢で出た『CLANNAD』から初めて主人公とヒロインがイチャつくシーンが存在するので
イチャつくシーン自体はむしろ大人向けに向かない要素ってイメージでした。
FF16の画面が暗いのは、こちらの設定の問題という部分も多少はあるかもしれないけど、元が暗すぎるので、製品版ではアプデで直してほしいところ。製品版をやった後だと、大人向けというか、際どいシーンが多いなぁといった感じで、プレイ環境には注意したほうがよさそうではあります。