【感想】Switch『ゼノブレイド3』今RPGやるならコレ!ボリュームありすぎてブログ更新してる場合じゃねえ!
どうも、おくりびとバルカズです。みなさんも絶賛プレイ中であろう「ゼノブレイド3」、そろそろプレイにも慣れてきて基本的なシステムやストーリーの把握できたので、ここらで本作の感想文を残しておきます。やはりボリームがヤベぇゲームだぜ。
Switch「ゼノブレイド3」とは、どんなゲーム?
7月29に9日に発売となったNintendo Switch「ゼノブレイド3」。モノリスソフトの人気RPGシリーズの3作目。今作の舞台は「アイオニオン」と呼ばれる広大な世界。ここでは機械技術が発達したケヴェスと、エーテル技術が発達しているアグヌスという2つの勢力が戦いを終わりのない繰り広げている。
ノア、ランツ、ユーニ、ミオ、セナ、タイオン、6人の少年少女は当初敵同士として戦うことになるものの、謎の人物との出会いから、なぜ戦わなければならないのかの理由を知るために「大剣の突き立つ大地」を目指す旅に出るというのが基本的なストーリー。
紹介映像をみてもわかるけど、10年しか生きることができないうえに戦いの駒でしかないノア達の境遇はシリーズを通じても中々エグい。これにはプレイヤー全員が「ひどい世界だろ!ここは!」とメツ化してしまいそう。ミオちゃんに至っては寿命がそろそろ尽きそうとか、心がしんどいんじゃが、。
実際に序盤ムービーで女王が手を振るだけで人間が生み出されるシーンがあるので、我々が思っている以上に命の価値が軽いのは間違いないところ。そういう世界に疑問を持ち、他の生き方もあるのかもしれんと考えるノアは実に主人公しているように思う。物語への引き込み方に関しては非常によくできてて、戦いの駒でしかなかった彼らの旅の行く末がどうなっていくのか、それを見届たい気持ちにさせてくれますね。しかし寄り道ばかししてしまって一向にストーリーが進まないけどな。
サブクエストに関して、量が多いのはもちろんだけど、ゼノブレイド3では集めた情報を元にメンバーが話し合いサブクエストが発生するという仕組みが用意。サブクエではメインストーリーだけではわからない部分が色々見えてくる、これまた全部やろうとしてメインストーリーが進まねえw。
重い設定の本作だけあって、ゼノブレイド2にあったような深夜アニメチックな部分はすっかり消えている印象。あのノリがちょっと苦手だった人はゼノブレイド3のほうが肌に合うかもしれない。まあ2はイーラが本格的に動き始めたあたりからシリアス分多くなっていくし、尻上がりに面白くなっていくんでオススメですも。
アイオニオン広大すぎ!探索ばかりしちゃう
ゼノブレイド3の舞台であるアイオニオンは本当に広大。ゼノブレイド、ゼノブレイド2のようなエリア制となっており、それぞれのフィールドが作りこまれているわけだけど一つ一つが広い!なんなんこの広さは!あちこちにランドマークやロケーション、アイテム、サブクエスト、そしてユニークモンスターと色々配置されているおかげで冒険心の高まりを抑えられん!
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せば、その一足が道となり、その一足が道となる、迷わずいけよ、行けばわかるさ。
と燃える闘魂の詩はおいておくとして、道の先には何かがちゃんと用意されているのが嬉しい。また序盤のエリアでも、まだ行くことができない場所、今のレベルじゃ太刀打ちできない敵が配置されていたりと油断ならない。あの道の先には、どんなものがあるんだろうか。レベルを上げたら行ってみよう。
そんな感じでメインストーリーとは違う方向に行ってみたくなる要素がフィールドに散りばめられているんだが、おかげでゲーム発売からそこそこ経ってるにもかかわらずストーリーが一向に進まないのであった。何せフィールド全体の広さはゼノブレイド2の約5倍ほどあるとか、そらいつまで経っても探索が終わらないわねw。
アイオニオンは1と2の世界が融合したような場所、これまでのシリーズで特徴的だった地形やオブジェクトがアイオニオン各地にあったりして、シリーズファンなら風景を見て回るだけでも楽しめる。
広大なフィールドでは道がわからなくなるということも十分あり得るけど、どこに行けばいいのかわからない場合は「ナビゲーション」を使うことで目的地までの道を示してくれるので安心。移動もランドマークや休息ポイントにすぐワープできるので快適だ。付近にコンテナや洞窟、骸、投下物資などがあるとキャラが色々しゃべって教えてくれるのは一緒に冒険している感を演出してくれて良き。
フィールド探索しているだけなのに、どんどん時間が経っていくのよね。だが、それがいい。
またBGMも相変わらずイイ!これはサントラを早く出すべきではなかろうか。フィールドの曲もいいんだけど、戦闘BGMも気分を盛り上げてくれるぜ。
戦闘システムは複雑だが慣れると面白いヤツ
ゼノブレイド3のバトルシステムは基本的に1と2の流れを汲んだものとなっている。相手に近づいて抜刀し、オートバトルしながらアーツで攻撃!シリーズを遊んでいる人からすれば、なじみ深い仕組みですな。そこにゼノブレイド3特有のシステムである「クラスチェンジ」「インタリンク」「融合アーツ」といった要素が入っている。
「インタリンク」は、2人が融合して「ウロボロス」になることで強力なアーツを繰り出すことができるというもの。基本いつでもインタリンクできるので使いまくりたいところではあるけど、時間制限があったり、ウロボロスになっている間は変身中のキャラのアーツは当然使えない。状況を好転させようとしてインタリンクしたはいいものの、ヒーラーが変身してしまったせいで回復ができないなんてこともあるので、用法容量を守って正しく使っていきたい。
クラスチェンジはキャラの役割(ロール)を変更できるシステム。「アタッカー」「ディフェンダー」「ヒーラー」と3つの役割がクラスには用意されているんだけど、各キャラそれぞれのクラスを自由に変更することができる。
最初はクラスの種類も少ないけど、ストーリーやクエストを進めることで、新しく「ヒーロー」が加入してくる。ヒーローは7人目のパーティーメンバーといえる存在で、各ヒーローが持つクラスをノア達も使えるようになる。クラスの種類がかなり多く、クラスの組み合わせも状況やプレイヤー次第。
「融合アーツ」は普段使っているクラスアーツと、クラスをマスターした際に覚えるマスターアーツを融合して放つという代物。アーツには様々な効果が用意されているが、融合アーツならそれぞれのアーツについている効果を同時に使うことができる。またキャンセル攻撃もできるのでサクサク連撃する際にも活躍するぞ。ただ、異なる勢力のアーツじゃないと融合アーツにできない点に注意。
シリーズおなじみの「チェインアタック」は、キャラから提示されるオーダーをこなすことで、様々な効果を発揮するというシステムが搭載。ゲージを100%にするようにキャラをチェインさせていこう。
また攻撃するキャラのクラスによってチェイン特攻があり、例えばクラスがアタッカーのキャラがチェインアタックで最初に攻撃した場合はファーストポイントという効果が発動。チェインポイントを多く稼ぐことができる。チェイン特攻には色々あるので実戦で試してみよう。
個人的にはチェインアタック最初はアタッカーで攻撃、次にヒーラーでポイントを稼ぎ、最後ディフェンダーでゲージを100%超えるように調整している。序盤ならこれらを心がけることでダメージを稼げるはず。
上記のように簡単に戦闘システムの特徴を書いたものの、複雑でわかりにくいと思った人もいるはず。しかし安心してください。なんとゼノブレイド3ではチュートリアルが充実してる!
ゼノブレイド3で個人的に良かった点として真っ先に挙げたくなる部分なんだが、前作ゼノブレイド2では、チュートリアルが分かりにくかったり、後で振り返ることができなかったりした。この投げっぱなし感が批判されることもあったけどモノリスソフトさんしっかり反省したようで、ゼノブレイド3では何をどうすればいいか1から10まで説明してくれる。
「あれ?融合アーツってなんだっけ?」と思ったらtipsを開けばわかるようになっているのは大きな進歩ですねぇ。文章だけじゃなく訓練で実際の操作を交えて復讐できるとか至れり尽くせりだ。
ゼノブレイド3の良くないところ
ゼノブレイド3の良くないところとしては、携帯モードで遊ぶと画質が悪くなる点。これはゼノブレイド2でも同じではあったけど、まあSwitchの性能の限界まで使っていそうなゲームではあるし、消費電力を抑えるために携帯モード時にグラフィックを下げるようにしているんだろうけど携帯モード好きとしては残念に思うところ。携帯モードは素材集めとかサブクエ消化で活用し、メインストーリーは大きな画面で楽しもう。
戦闘システムに関しては、慣れれば面白いしtipsも充実しているとはいえ複雑すぎる。全部を理解するには時間がかかるし、何より自分自身もよくわからんまま戦い続けている。まあ100時間も遊べばわかるだろうけど人を選びそう。
クラスチェンジもアーツを覚えるため頻繁にクラス変えるのもダルく感じるし、レベル最大になるとクラスチェンジをお勧めされるのがうざったい。そら変えたほうがいいのはわかるけどさ、。
あとゲームと直接関係ないけど、限定版の特典が届くの10月ってどういうこと!?ちょっと遅すぎやしませんかね( ´Ꙩωꙩ` )
ゼノブレイドシリーズが好きなら絶対遊ぼう!
ストーリーの評価は全クリに至っていないのでできないけど、作品のボリュームはシリーズファンの期待に十分応えられるものになっているように感じましたね。戦闘システムは複雑ではあるけど、慣れ始めると途端に面白くなり始めるという、これまたシリーズおなじみの感覚を味わうことができます。
シリーズ最新作「ゼノブレイド3」。これまでゼノブレイドシリーズを遊んできた身としては期待と不安が入り混じっておりましたが、いざ遊び始めたところ、
ブログなんか更新してる場合じゃねえ!空いた時間はゼノブレイド3に費やすぜ!。
それくらいのテンションで遊んでおります。サボる理由がゼノブレイド3なら、読者のみんなも納得してくれるはず。
ゼノブレイド3、シリーズファンだけでなくボリュームたっぷりなRPGが遊びたい人にも強くオススメできる一本。本作を少しでも気になっている人なら今すぐ買いに行こう!
ちなみに僕の好きなキャラはセナちゃんです。
◆ばるらぼ!得点
[usr 5 size=20]
■良いところ
- 先が気になるストーリー展開。
- 広大な世界を探索する楽しみ。
- 複雑だけど面白い戦闘システム。
- 早くサントラが欲しくなるBGM。
■悪いところ
- 携帯モード時はグラフィックが悪くなる。
- 複雑なゲームシステム故に人を選びそう。
ディスカッション
コメント一覧
特典は元々の発売日の9月でスケジュールされているんでしょうねー
早く届いて欲しいですね!
本来ならスプラトゥーン3のほうが先に発売される予定でしたね。特典も楽しみですが、到着までにゼノブレ3クリアできるかどうかがちょい心配ですw。
第5話に入って新しい地域に入ったらマップにいくつものサブクエストのマーク。
これまでの地域にもあっちこっちサブクエスト、適正レベルになった地域の探索に
加えて青魔導士みたいなクラスも登場と、進むごとに乗算的に浴びせるような物量が…
100時間越えてやっと気付いたのは、コンボの起点だからって取り敢えずで使ってた「ブレイク」が
画面上部のエネミーの名前が技名に変わってる時に入ると技を途中で中断させられるってのと
敵にもリキャストがあって、通常攻撃を一定回数行わないと技を使わないって事が分かって
上手く出だしに合わせればブローやノックバックみたいにダメージ最小限にするのに使えるんだなと
一応温存した方が良いのかと思う反面、敵毎にリキャスト全部覚えるとかそれもう
ゼノブレイドのプロじゃん!とか思ったり。
あと2では属性側のコンボもあったからスマッシュの存在は大きかったですが
5話の時点ではあんまり有難みが感じられ無いのはこの先、なんか化けるのかなとか。
ヒーローのリスト見る限りディフェンダーだけ少ないので
ヒーローも入れてアタッカー×3、ディフェンダー×1、ヒーラー×3が一番バランス良いんですかね?
大分楽しんで続けている分、いつか探索し尽くしてしまったらと想像すると今からちょっと寂しいかも。
まあ自分のペースだとだいぶ先、次のヒーロー追加までにすらエンディング見てるかも怪しいんですが。
これは有益な情報では!?バトルシステムに関しては、まだまだ僕の理解も浅いところではあるけど、何よりもゲームのボリュームがマジでやばいですね。これクリアするまでかなりかかりそうw。せめてスプラトゥーン3までにはクリアしておきたいですw。
れびゅー乙のだ!
最近尺の長い一人プレイ用RPGを作る会社が滅法少なくなった中でよく頑張ってると思うのだ。
新作がゼノサバイブとかゼノランブルとかサバイバル・バトルロイヤルにならなくて本当によかったのだ!
(ウロボロスっていうとゼノギアスの核心的なアレとか、あるいはサングラスのおっさんがマトリックスごっこしながらクリィイイスとかいってそうな、どちらにしろアブユーズは危なそうな印象ね。
ゼノギアスも後半のモノローグ長の部分にテコ入れしたうえで作り直してくれないかなぁ。)
ゼノブレイド3はさすがモノリスソフトといったところ、今のところ時間を持って行かれまくっておりますw。一旦シリーズは終わるっぽいですが、次はどんなゲームを送り出してくるのか期待ですねぇ。
ゼノブレイド2は絆がテーマなのにガチャでの出会いをプレイヤーに課してるのがいい皮肉でした
コモンブレイドはすぐ捨てるんだろ?という製作者からの挑戦状的な…?
正直出会えなかったブレイドもいたのでお値段に釣り合わない不便さは感じたのですが
ゲームクリアしても誰も辞めさせなかったことはいい体験でした
3も買ったけど遊ぶか迷っていたので面白そうなレビューを読んで遊ぶ決心がつきました