【感想】Switch『スーパーマリオメーカー2』作って共有して無限に遊べるマリオ!ストーリーモードで制作のアイデアと創作意欲が刺激される
NintendoSwitchで6月28日に発売された「スーパーマリオメーカー2」。僕もさっそく発売日に入手して遊んでおります。
マリオのコースを自分で作ることができるというWiiU「スーパーマリオメーカー」の続編ですが、前作よりも大きくパワーアップしております。前作も限定版を所持してクソコースを作ってきた身としては、今回の2にも期待をしておりました。
実際にスーパーマリオメーカー2をプレイしてみた結果、今作も長く遊べそうな作品となっておりましたぞ。
マリオのコースを作る「スーパーマリオメーカー2」
Switch「スーパーマリオメーカー2」は、2015年に発売されたWiiU「スーパーマリオメーカー」の続編です。どういったゲームなのかは上の紹介映像をみるとわかりますが、スーパーマリオのコースを自分で製作することが可能というゲームです。
用意されている様々なパーツを使って横スクロールマリオのコースを作ることができ、自分で遊ぶだけでなく、ネット上にアップロードすることも可能。オンライン上で他の人にも遊んでもらえたり、他の人が作ったコースを遊んでみたりと、制作したコースを共有することができます。
この辺の仕組みは前作のマリオメーカーと同じではあるんですが、新しいアイテムの追加に、オンラインでの協力・対戦プレイの実装、オフラインでのストーリーモードなどなど、前作よりもパワーアップしております。では早速、遊んでみた範囲でのレビューをば。
オフラインで遊べる「ストーリーモード」にはコース制作のアイデアがいっぱい
スーパーマリオメーカー2での大きな変更点としては「ストーリーモード」の存在が挙げられます。前作では存在しておらず、いきなりコース制作から始めることになってしまい、とっつきにくい印象がありました。
しかしマリオメーカー2では、ストーリーモードが登場したことで、まずはこれを遊んでからコース制作に移るといったことが可能になっています。このモードでは崩壊してしまったピーチ城を建て直すべく、マリオが様々なコースをめぐりコインを集めてピーチ城再建を目指すという内容。
コースの数はかなり存在しており、100を超えるコースが存在しています。すべてクリアしなくても一応クリアすることは可能。でも重要なのはコースをクリアすることではありません。
ここで遊ぶことができるコースは、すべてスーパーマリオメーカー2のパーツを使うことでつくることができるものばかり。つまりストーリーモードを遊ぶことでコース制作のコツを学ぶことができるのだ!
いきなりコース制作を始めると、何のパーツをどう配置すればいいのかわからなかったり、どんな感じでコース制作すればいいのか悩んでしまい、結局作るのは辞めちゃうみたいな悪循環に陥ってしまうこともあります。
しかしこうやって作れるコースをプレイできることで、コース制作のアイデアをもらえたり制作意欲が湧いてきます。さすがに任天堂公式が制作しているだけあってコースのクオリティは十分高い、いや高すぎる!ここまで作れるのかと感心しますね。どっかのプクリポが適当に作ったようなコースとは違いますw。
なおコースをクリアできない場合には救済措置としてルイージが登場し、お助け用の各種アイテムを出してもらったり、ステージをクリアしてもらうこともできます。ストーリーモードをプレイするだけでも結構楽しむことができますぞ。またクリアすることで手に入る職人用のコスチュームもあります。
より作りやすくなったコース!ギミックも豊富
マリオメーカーの肝の部分であるコース制作も前作に比べてボリュームアップ。置けるパーツが増えたことやコースのスキンが増加しています。今作で新しく追加された「スーパーマリオ3Dワールド」のスキンでは、アクションもおけるアイテムも全然違ったりして、これまでとは違うコース制作が楽しめます。ノコノコカートを使ったコースとかね。
また前作では敵を配置する際に、性質を変えたい敵を持ったまま振るような動作をする必要がありましたが、今作では押しっぱなしにすることで性質を変えれるようになるなど利便性が向上しています。敵にパーツを組み合わせることもできますよ。
コース制作に使用できるパーツ数は100種類を超えており、昼と夜の変更、シーンスキンの増加など、すべてを使いこなすのは大変かもしれませんが、コース制作の幅はまさに無限大。発想次第でいくらでも作ることができます。
コースの発想はストーリーモードを遊んだり、オンラインでほかのユーザーの作ったコースを遊んだりしながら学んでいけます。また他の人のコースをダウンロードして、それをベースにしてコース制作することもできます。そういえばコースの制作数が200万を超えたという話題もありましたね。オンライン・持ち寄りで協力や対戦プレイができる!
前作では存在しなかったオンラインかローカルでも持ち寄りでの協力・対戦プレイを楽しむことができます。
「みんなでクリア」では、世界中で作られたコースを最大4人のプレイヤーでクリアするというもの。誰か一人でもクリアできればオッケーというモードで、難易度はかんたん、ふつう、むずかしい、とてもむずかしいの4つから選べます。協力モードは評価みたいなのは特にないので気楽に参加可能です。
「みんなでバトル」は、先にクリアしたプレイヤーが勝利するというもので、こちらは対戦成績に応じてレートが決まるモード。クリアの腕前が試されます。
どちらもオンラインで気楽に楽しめるモードではあるので、コースづくりに飽きたらオンラインで遊んでみるのがおすすめですね。ステージ内にはメッセージを残せますし、前作でもありましたが、ほかのプレイヤーが死んだ場所がわかるなど緩いオンライン要素も面白いです。
現在のところフレンドとのオンラインマルチはできませんが、将来的にはできるようになるそうです。
Mr. Tezuka has confirmed that the ability to play online multiplayer with friends is coming to #SuperMarioMaker2 in a future update. Stay tuned for more information to come. https://t.co/oxGuEcJ8Om pic.twitter.com/1AfK1vEGIe
— Nintendo of America (@NintendoAmerica) June 11, 2019
マリオメーカー2の気になった部分
プレイしている中で気になった部分をピックアップ。一つはオンライン上にアップできるコース数が32個であることでしょう。前作ではオンラインでのコース評価によって投稿できるコース数が増えましたが、現在のところ投稿数を増やす仕組みはありません。32個でも十分とも言えますが、人によっては少ないと感じてしまうでしょう。
【追記】アプデで64個に増加しました。
オンラインに関しては、自分が作ったコースがなかなか遊んでもらえないというものあります。せっかくアップしなんだし遊んでもらいたいところですが、遊んでもらえない人も多いようです。僕の作ったコースはそこそこプレイされているようですけど、ネットでは遊んでもらえないという声がちらほら聴かれます。
あとオンラインプレイのラグが現在ヒドイです。ガクガクの状態でプレイしないといけないのは改善してくれないと困りますね。こんなラグラグだと難しいコースをプレイできません。
コースコースに関してもタッチペンがないと作るのが難しいです。僕は初回版を購入しているため特典のタッチペンをゲットしておりますが、タッチペンが無いと厳しいでしょう。
パーツ数も大きく増えているものの、熱心にプレイする人ほどあのパーツがないと思ってしまうかも。無いパーツはアプデでパーツ追加に期待しましょう。
あと個人的に残念なのが「キャラマリオ」がなくなったことですね。WiiU版では色んなキャラが使えたんですが、今作では存在しておりません。amiibo対応がないのはいいとしても、キャラマリオは続投してほしかったぜ。
無限に遊べるスーパーマリオメーカー2!
スーパーマリオメーカー2、前作から進化した部分が多く、無限に遊べるマリオに磨きがかかっているのは間違いありません。一方でオンライン関係に関しては改善の余地があるのではないかとも思います。パーツ数も多いけど、アプデでさらなる追加も期待したいところ。
それにしても世界中で作られているコースをみると思いがけないギミックに出会うことが多いです。オンラインでほかの人のコースを遊んで創作意欲を高め、自分もコースを作って遊んでもらう。このサイクルがマリオメーカーの理想的な遊び方になるのかな。オンライン関連が改善されればもっといいゲームになるはず。
スーパーマリオメーカー2、コースづくりにハマるとかなりの時間泥棒になりますw。コースを遊ぶだけでも楽しめるので、少しでも興味がある人は手に取ってみてください。
そして僕が作った素朴なコースをプレイしてみましょう。( ͡° ͜ʖ ͡° ) 僕の作ったコースのIDは「RNY-PKR-GHG」です。
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コメント一覧
バトルモードという神コンテンツ見るのが個人的にここ数年内で一番の娯楽かもしれない
一人ラグいと部屋丸ごとラグくなるのが悲しいけど格ゲーみたいなもんだから通信方法変えるわけにもいかないし改善しようないよなぁ