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『あつまれ どうぶつの森』中国の通販サイトから消える。政治的なマイデザインが原因?

中国で「あつまれ どうぶつの森」が通販サイトから消えました。理由は政治的なスローガンやメッセージが作れることにありそうです。

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マイデザインで政治的なメッセージが作られる

大ヒットしているNintendo Switch「あつまれ どうぶつの森」。中国でも発売されていましたが、4月9日よりアリババや淘宝網などの小売サイトから消えたことがわかりました。これはソフト、関連商品、特別版コンソールなど、あつ森に関連するすべての製品が禁止の対象になっているようです。

なぜ「あつまれ どうぶつの森」が突如として通販サイトから姿を消したのか。具体的な理由については明らかではありませんが、ゲームで中国政府が嫌う政治スローガンやメッセージなどを作ってオンラインで共有できてしまう部分が問題視されたのではないかと思われます。

「あつまれ どうぶつの森」では、マイデザインを使用することで自分だけの服などをデザインできますが、それを利用して政治的なメッセージを発信するのが一部で行われているようです。

香港の民主化団体のリーダーであるジョシュア・ウォン氏は「あつまれ どうぶつの森」で香港の民主化を訴えるマイデザインを作成し公開しています。同様にマイデザインで政治的なメッセージを作って上げているユーザーも多く存在しているほか、ガスマスクを身に着けてデモ隊コーデを作っているユーザーもいます。

https://twitter.com/joshuawongcf/status/1245641287442694146
https://twitter.com/joshuawongcf/status/1248501778703761408

あつまれ どうぶつの森は、まだ中国で正式には発売されていないものの、中国語がサポートされていることから海外版を入手して遊んでいる人がかなりの数いるそうです。中国でもあつ森の人気は高いようで、PingWestは、「あつまれ どうぶつの森」の影響でSwitch本体やゲーム、アクセサリーの価格が急騰したと伝えています。

マイデザイン絡みでの販売中止なのではないかとは思われますが、今後あつまれ どうぶつの森が中国で販売再開されるのかどうかは不明。もし再開されたとしてもマイデザインなど一部機能が削除されてしまうかもしれません。

ハフポストは任天堂にこの件について尋ねたところ、中国での販売・宣伝は代理店契約を結んでいるテンセント社が担当しているとしたうえで「任天堂としてはコメントできる状況にない」と話したそうです。

関連リンク:PolygonNintendolifeハフポスト

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