【感想】WiiU『ゼノブレイドクロス』 広大すぎるオープンワールド「惑星ミラ」を探索しよう!
ゴールデンウィーク真っ最中な今日この頃、各地に旅行に行ったりする方もいらっしゃるかと思いますが、WiiU「ゼノブレイドクロス」を買い惑星ミラに旅立った人も多いんじゃないでしょうか?。もちろん僕も、そんな一人なわけですがw。
ということで、一応ドールを入手する6章の終わりまでストーリーを進めたので、ここまでの感想をば。
惑星ミラは本当に広すぎる!風景も美麗
本作を触ってみて一番実感するのは「このゲームの世界が尋常じゃなく広い」ということ。今までもニンダイや各種動画、スクショなどで散々どういう世界なのか紹介されてきているし、プレイしてない人でも、ぼんやりと「コレくらいの広さなんじゃないか?」くらいはつかめているとは思いますが、
それを遥かに超える広さ。
なんてったって僕が発売日からずっとプレイして、あちこちにデータプローブを設置しているにも拘らず最初の大陸「原初の荒野」ですら30%くらいしか探索できてないっすからねw。
当然他のエリアも、「夜光の森」「忘却の渓谷」にはいったが、未だ「白樹の大陸」「黒鋼の大陸」には上陸すらしていない。ちょっとこれは広すぎるぞw。
そしてなにがすごいかといえば、マップの構造や風景ですよ。一つとして同じ様な光景がないという、どこをとっても絶景なんじゃないかと思ってしまうほどだ。オープンワールドを売りにしている作品だし、その出来具合に期待していましたが思った以上のクオリティ!
夜光の森の滝などは、なかなかのタマヒュンポイントだったが、高所恐怖症の人は大変だw。
こういう絶景ポイントは、それこそ各地にいくらでもあるし、ゲーム上でもランドマークや秘境、絶景ポイントの発見は重要。非常に探索しがいのあるオープンワールドなのだ。
また、そこらへんにいるモンスターもユニークな敵がたくさん。NLAの近くだけでも、いろんな種類見かけることが出来ますが、僕は喉からタマタマをぶら下げた珍妙な鳥を発見した。
おお卑猥卑猥。これはなんなんですかエルマさん?。
最序盤だとさすがに危険な生き物なのでケンカをうったら死にましたが、くそでかいオーバードもNLAを少し出た所でウロウロしていたりするので油断ならない。
広大なオープンワールド~という言い回しは、それこそゼノクロスに関しては散々雑誌レビューでも言われているけど、冗談じゃなく広大。そして、それはどこも幻想的で美しいのだった。
実際グラフィックに関しては、動画サイトで見るよりも一段階くらい綺麗ですよね。高速で走り回っていると、テクスチャの貼り遅れもあったりするが、それは高速化パックである程度改善されると思うので導入しよう。
自由度の高い各種ゲームシステム!クエストをこなそう
本作のゲーム進行では、プレイヤー自身がメインクエストを受注することで次の章へと進むんだけど、これも好きなときに進めればいい感じ。
サブクエストはブレイドストリートの端末で受けれるほか、NLAやフィールドの各地でも受けることが出来るし、それは基本いつやってもいいし、やらなくてもいいものも多い。キズナクエストも好きなタイミングで受ければいいしな。ただキズナクエストはメインを進める上でクリア必須のものがある。
戦闘システムは、好きな職業を選択していればOKなうえ、ダーマ神殿的なものもなく、いつでもステータス画面から変える事が出来る。詳しい戦闘システムはPVで紹介されていたので省くけど、基本は前作「ゼノブレイド」からの正当進化といった具合で、前作をプレイした人は、すんなりおぼえることが出来ると思いますね。
自分よりレベルが少し高い強敵であっても、うまくソウルボイスを発動させたり、各アーツの特性を生かした立ち回りや部位の破壊、「崩し」からの「転倒」コンボを狙うなどしながら戦えば勝つコトだってできる。
また勝てない場合には、スキルやアーツの見直しやレベルアップをすると急に勝てたりもします。もし敵のレベルが自分と近いにもかかわらず勝てないという場合には、この辺を見直すと活路が開けるかもね。でも、無謀な戦いを挑むとサクッと死ぬけどなw。
レベル5の相手に殺されるって、どんだけひ弱なんだよw。まあNLAに到着すらしていない段階での戦いだし多少はね。なお、ボス戦等でやられまくっても、3回やられると難易度を下げて再戦できるフレンドリー仕様となっているため、おそらくボス戦では詰むことは無いんじゃないかと。
ただ、気になった部分もあって敵の背後をとっているのか、そうでないのか分からない場合があるのは困るまた装備に関してはまぎらわしい名前が多い。もっと名前で判別しやすくしてほしかったな。
前作とは大きく違うストーリー。好みは分かれそう
今作で一番前作と違う部分は、グラフィックもそうだし、舞台設定もぜんぜん違うんだけど、個人的にはストーリー部分こそ全く違う部分なので好みが分かれそうな部分じゃないかと思いましたね。
今作の主人公は、あなたの分身であるアバター。つまりプレイヤー自身なわけですが、それゆえに
感情移入しにくい。
前作ならシュルクという主人公と、それを取り巻く仲間たちとの冒険や成長の物語があったけど、クロスだと主人公が決まったキャラではない為、前作のようなストーリー体験を求めている人には合わないかもしれない。
主人公は俺、あちこちうろついて気分がむいたらクエストでもこなすか~、くらいの気持ちで楽しめる人なら問題ないが、前作のようなストーリーが見たいという人にはコレジャナイになってしまう可能性があるかもね。主人公がアバターであるというのは、好みが一番分かれるところだろうとプレイして感じました。
また、いきなり広大なミラで何をしていいのか分からなくなったりすることもあるかも。基本はクエストをこなせばいいし、行きたいところに行けばいいんだけど、そういうのが苦手な人は当然いるし、特に3章を終ると急に自由となるため、ここで戸惑ってしまう人もいるかな。オープンワールドが苦手って人には敷居が高く感じるかもね。
説明多すぎ!必要アイテムが手に入りづらい等気になった部分
お次は気になった部分のお話。まず最初に気になったのは序盤でやたら説明してくれるんだが、詰め込みすぎな印象がありました。
本作ははっきり言ってしまうと3章まではチュートリアルのようなもの。ゲームシステムを色々解説してくれるんですが、毎度ムービーで説明してくれるんで冗長な印象だ。良く言えば丁寧なんだけど、もう少しどうにかならなかったのか。このへんはクロスレビューでも指摘されていたな。
また上でもあるようにメインストーリーを進めるには「キズナクエスト」をクリアする必要があるんだけど、そこで必要になるアイテムが手に入りにくいのは気になった。
具体的に言うと序盤で受けれる「リンとエルマ」というクエストがあるんだが、ここで必要になる「エネルギーチューブ」を敵が全然ドロップしてくれないのだ。
異星人の基地にいるダガーベルデが落とすが、これを手に入れる時間が結構かかってしまった。ストーリーを進める上で必須のクエストで必要なアイテムがレアドロップというのはバランスが悪い。
メインを進める上でのアイテムが手に入りにくいというのは本作の悪いところ。6章終了後のドール試験で「ギ・ドウかぼちゃ」というのが必要になるんだけど、どこにあるのか分からず、忘却の渓谷を探し回り、やっとドリアンキャラバンの近くで発見するという、。少し北にいくとDPポイントがあるんでそこでも拾えます。
広大なオープンワールドで大まかなヒントしかない状態で探し回るのはかなり疲れる。正直、指定のモンスター同様にマップ上に大まかなマーカー表示が合ってもよかったんじゃないか?それかもっと入手しやすいアイテムでもよかったよね
これはメインクエストじゃないけど、夜光の森で「球体電磁モーター」というのを探しているんだが未だに見つかりませんw。アノ2人、さらっと「とってきて」とか言いやがったが、どこにあるんだよ。
表示される文字が小さいのも気になるかな。テレビで表示している分にはまだいいけど、パッドでの操作は、あまり期待しないほうがいいです。正直パッドを使っての寝転びながらプレイは向かないゲームだなぁと実感した。なによりせっかくのグラフィックが堪能できないし。
あとこれはゲームとは直接関係ないけど、パッケージに説明書がないのは困った。マリオカートならいらないかもしれないけど、本作は必要なゲームだと思うのよね。電子説明書があるといっても、毎回開くのはめんどうだし、暇なときに説明書をみるのって結構好きな人多いはず。そこは付けておいてほしかったぞ。
ドール入手!久々に歯ごたえのありすぎるゲームだぞ。
さて気になった部分もあるけど、発売日からこっち、ゴールデンウィークをミラで過ごし続けてる僕。さきほどやっとこさドールをゲットすることができましたよ!。
すでにカラーリングとどこかで拾っていた武装を施し準備万端といったところ。初めてのドール、性能はあまり高くないらしいが、かっこいいわこれw。
一応感想を書くにあたってドール入手したら書こうと思っていたのだが、故に発売からそこそこ経ってしまったw。まあそこはしょうがないね。
5章の対空砲を破壊するので詰まってしまったが、崖沿いをピョンピョン飛べばどうにかなるのが分かったので、そこからサクサク進めておりました。こういう自分なりの攻略ルートを発見するのも面白いぞ。一応レベル20にはなっておいたほうが良いかとw。
なお5章クリア後に色々衝撃的事実が分かるが、それは君達の目で確かめてほしい。(Vジャンプ感)
やりこみ要素も非常に多く、触れていないスコードクエストなどのオンライン要素もあり長く遊んでいけそうなゲームとなっています。
こういうフィギュアも飾れるんだが、その数も膨大だった。イカ星人(ゲーティア)のお尻はムービー中でも妙に印象的。絶対スタッフにフェチのやつがいるに違いない。
クセはあるけど和製オープンワールドとしてはトップクラス
ということで感想をいろいろ書いてみた。「ゼノブレイドクロス」はバルカズさん的には本当に面白いゲームなんだが、同時に前作よりもクセがある作品に仕上がっているので賛否あるんじゃないかとも感じた。
前作と共通しているのは戦闘システムと、ノポンのタツという食料が付いてくるくらいなものなので、別物と考えたほうがいいね。ただ、これほどのオープンワールドを体験できるゲームは早々ないし、なにより探索しがいのあるマップをうろうろするのは楽しい!体験しないのは本当にもったいないぞ。
WiiU「ゼノブレイドクロス」、まだまだ僕は6章をクリアしてドールを入手した辺りで止まっているが、未だ未踏の大地には一体何があるのか、非常に楽しみクリア目指して、しばらくミラに滞在することにします。それでは皆さん、惑星ミラでお会いしましょう。(゚θ゚)ノ
関連リンク:ゼノブレイドクロス公式サイト
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