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【感想】PS4『モンスターハンター ワールド』あらゆる部分が便利になった傑作モンハン!

2018/02/16/ 04:37:06

発売されて2週間が経つカプコンのPS4ソフト「モンスターハンター:ワールド(MHW)」

よく考えたら感想を書いていなかったので、ここまでプレイしてきた感想をつづっておきたいと思います。

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「モンスターハンターワールド(MHW)」とはどんなゲーム?

「モンスターハンターワールド(MHW)」は、2018年1月26日にカプコンから発売されたモンスターハンターシリーズ最新作。ハードがPS4(海外ではXboxOneでも発売)になったことで、グラフィックが大きく進化しているほか、新モンスターもたくさん登場。小さな生物も生息しており、生態系を再現しています。

グラフィックだけなく、ゲームシステムにも新しい要素がいくつか入っており、過去作ではエリア移動が切り替え方式だったのがシームレスになったり、モンスターなどの痕跡をたどってくれる「導虫(しるべむし)」が登場。様々な物を装填して発射できる「スリンガー」も登場しました。

リアルに表現されたマップでは、狩りをサポートする仕掛けや、モンスターに縄張りもあり、時折モンスター同士で戦いを始めていたりと生態系を感じさせるように作られています。

舞台となるのは「新大陸」。巨大な古龍「ゾラ・マグダラオス」が新大陸へと渡る理由を調査するべく派遣された第5期調査団の一人としてプレイヤーは新大陸へ向かいます。

その途中、船がいきなり巨大なモンスターに襲われます。そのモンスターこそ、調査対象であったゾラ・マグダラオスでした。なんとか助かったプレイヤーたちは調査拠点アステラに到着。5期団たちは、すでに現地に到着していた調査団たちとともに、ゾラ・マグダラオスの調査を開始します。

グラフィックの綺麗さとフィールドの豊かさ

やはりモンハンワールドを最初にプレイして驚かされるのはグラフィックの綺麗さですね。PS4になったことで非常にリアルな表現で世界が描かれております。

最初に訪れる「古代樹の森」に降り立った時には、草の一本一本まで表現されていて驚きました。さらに環境生物も配置されており、プレイヤーに生態系を感じさせるほどの迫力があります。

卵を食べてる姿がかわいい。

またマップ自体がシームレスマップになったことで、モンスターとの戦いでもリズムを崩すことなく戦えます。今までだと切り替えが地味にうざったかったですからね。

マップでは各地に採取アイテムやスリンガー弾が落ちていますが、これらも採取することでちゃんと消えるし、導虫が近くに何かある場合は光って教えてくれるので視覚的にもわかりやすくなっていますね。ちょっとうざいと思う時もありますがw。

今までの3DSで展開されていたモンハンでしたが、3DSでもそれなりに頑張っていたものの、やはりPS4だと別格の綺麗さです。グラフィックモンハンワールドのもっとも大きく進化した部分であるのは異論のないところでしょう。

モンハンワールドでは色々便利になった!

グラフィックの進化もすごいですが、個人的にモンハンワールドについて感じたこととしては、

あらゆる部分が便利になったことです。

まず一番は採取などのアイテム関連。今までのシリーズでは、消費アイテムと素材アイテムは一つのポーチに入っていましたが、モンハンワールドでは別枠になっています。そのためアイテムポーチの量は増えており、一回の探索で大量にアイテムを採取することができます。

キャンプに帰ればアイテムボックスに入れることができるし、戻る手間を考えなければ、ずっとエリアに潜っていられます。なお、拠点に帰還した際に持っていた素材アイテムは自動でアイテムボックスに入ります。

さらにモンハン伝統の調合ですが、アイテムが不足している場合、調合できるだけの素材を持っていると、自動で調合してくれるという脅威のメカニズムが実装!

一体どういう原理なのかは不明ですが、一例をあげると「回復薬」を持っていかなくても、マップ上で「薬草」と「アオキノコ」を拾えば勝手に調合されます。これだけでどれだけ便利なのかというのがお分かりいただけるでしょう。ちなみに「調合の書」はなくなりました。やったぜ。

アイテムの調合しやすくなったのはありがたい。

他にアイテム関連で便利になった部分としては、採取を行う場合、過去作では虫網やピッケルを持っていく必要がありましたが、それもなくなりました。

武器の切れ味を回復する砥石も消費アイテムではなくなったため無限に使えます個人的には切れ味自体いらない気もしますが、便利になったのは大きい。

さらに「ホットドリンク」もなくなりました。一応砂漠マップがあるものの、そういうのは一切いりません。「ペイントボール」も導虫がその役割を果たすためか廃止されました。

あと回復薬などの消費アイテムを使う際にも、移動しながら使用できるようになりました。今までは無防備になっていましたが、モンハンワールドでは使用中敵の攻撃をかわすと、一つ消費され使用キャンセルされるものの、それまで使用していた分は回復します。

マップ移動では各キャンプへのファストトラベルも用意されているし、今までストレスとなっていた要素がなくなっているのがモンハンワールドの、もう一つの特徴と言えるでしょう。

むしろ今までなぜ残していたのかと思わなくもないけどねw。

装備のスキルもわかりやすくなった

モンハンといえば装備ですが、これまでのシリーズでは装備にスキルポイントが用意されており、それが10ポイントに到達したらスキルが発動する仕組みでした。

しかしモンハンワールドでは、各装備にスキルが最初からついているので、装備したら発動します。非常にわかりやすいですな。

同じスキルを持った装備を身に着ければ、スキルがレベルアップ。効果が一段パワーアップします。また装備一式をそろえることで装備特有のスキルも発動します。装備の組み合わせだけでなく、一式そろえる意味もあります。

スキルに関しては、わかりやすい方向に改善されている部分だと思いますね。

装備の強化に関してもツリーが表示されるようになってるため、わかりやすくなっております。

アクションもパワーアップ

モンハンワールドでは、各武器に新しい武器モーションが追加されました。例えば僕がよく使っていた大剣は「タックル」が追加され、そこから強力な溜め斬りに派生させることができます。

またモンハン4からの要素である「モンスターへの乗り」がモンハンワールドに登場。段差からのジャンプ攻撃を当ててひるませると、モンスターにとりつくことができ、攻撃を加えてダウンさせることができます。ちなみに乗り状態のときはスリンガーに装填した弾も使うことができます。

どの武器も坂道になっている場所から攻撃を繰り出すと、スライディングしながらの攻撃を出すことが可能です。これを当ててモンスターがひるむと乗り状態にもできます。

特に変わったのはボウガンでしょうか。操作がTPSに近いものに変更されているので使いやすさが大きくアップ。あと弾に関しても自動で調合される仕様になったことで、利便性が上がっています。

リオレウスはクッソ強かったぞ。

アクションに関しては、基本的に過去作と共通していますが、新アクションのおかげで新鮮な気持ちでプレイできますね。

「スリンガー」についても少し触れておくと、これはちょっとしたボウガンのような感じ。相手にダメージを与えるほか、閃光玉や音爆弾もスリンガーで発射する方式になったことで便利になりました。ちなみにスリンガーで石をランゴスタやカンタロスに当てて倒すと、素材が手に入ります。

4と比べると「狩技」がなくなったことでアクションのほうはイマイチになるかもと少し心配しましたが、まったく心配の必要はありませんでしたね。

ネットワーク部分について

ネットワーク部分は面白い要素もありますが、残念な部分もちらほら。

一番大きいのは、ソロでやる時でもオンラインにつながることでしょう。一人でやりたいからオンに入る必要ないんだけど、基本は常時オンラインです。ただオンライン用の集会所に行かなければ他プレイヤーと会うこともないので、気にならない人もいるかもしれません。

でもオフラインの選択肢は欲しかった。

「救難信号」は面白い要素ですが、やってきてすぐ死ぬ人もちょいちょいいますねw。お前は何をしに来たんだと笑っちゃいますが、これは仕様上しょうがないか。

またカプコンのせいではないだろうけど、オンラインに関してはサービス開始直後からPSNがダウンしまくる事態になったのも悪い意味で印象深かった。ちょうど連休が重なった時期だったため、休みにがっつりオンリアンでやろうと考えていた人は出鼻をくじかれたのでは。今は安定しているので問題はないと思います。

気になった部分について

いいところが多いモンハンワールドですが、悪い部分もあります。

まずはロードが長いことです。拠点から各マップに行くときなどは、20~30秒近く待たされます。マップ全体を読み込んでいるせいなんでしょうけど、さすがに長すぎる。ただしPS4proだと短縮されているそうですね。誰か買ってください。

マップが広くなったのはいいのですが、その分迷いやすくなっています。最初の古代樹の森ですら、いまだによく把握していませんw。導虫なしだと間違いなく遭難しているところでした。

メインクエストの最中にモンスターの痕跡を集める要素があったんですが、これがめんどくさかったですね。別に数個集めるだけでいいと思うんだけど、結構な数集めないといけないのよね。

新モンスターの「バゼルギウス」というモンスターがいるんですが、上位クエストだとよく絡んできてうざったいですね。突然空から空襲されて死にました。あれは本当に許せんぞおおお!

モンハンワールドとなっていろんな部分が変化したとはいえ、モンハンの基本部分は変わっていないので、人によってはあまり変化はしていないと捉えるかもしれません。

モンハンとしては傑作

ということで、ここまでモンハンワールドの感想を書いてまいりました。

僕としてはグラフィックの進化というよりは、あらゆる部分で便利になり、不満点が消されているのが評価ポイントでした。ストレスを感じさせないように作られているのは好感触。

一方で通常のPS4だとロードが長いとか、オンラインとオフラインを選べないといった不満点もあります。

しかしそれらを考慮しても歴代モンハンシリーズの中では、傑作といえる仕上がりになっていると断言できます。

PS4を持っていてモンハンを買おうか迷っている人には、「迷ったら食ってみろ!」とアドバイスしたいw。今後もアプデでモンスター追加も用意されてるようだし長く遊べそう。

カプコン「モンスターハンターワールド」間違いなくおすすめの一本です。

レビュースコア的には10点満点中8.5点をつけたい。

 

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