【感想】Switch『神巫女-カミコ-』サクサク気軽にプレイできる良作！
2017年4月13日のニンテンドーダイレクト後から配信開始となった、フライハイワークスのニンテンドースイッチ向けDLソフト「神巫女-カミコ-」。その感想をば。
●気軽にプレイできるのが魅力の一本
「神巫女-カミコ-」は、ニンテンドースイッチ向けの見下ろし視点型のアクションゲーム。発売はフライハイワークス、開発はスキップモア、価格は500円です。
ドット絵で描かれる和風テイストの世界観で、世の中を乱している天魔を倒すべく、神様から強力な力を持った武器「神器」を与えられた巫女さん「神巫女（カミコ）」を操作してステージクリアを目指すというもの。ゲーム冒頭では、3人の「神巫女（カミコ）」から一人を選んでプレイしていきます。
●ヤマト
剣を使った近接攻撃を行う神巫女。近接の実で遠距離攻撃ができない。ため攻撃を行うことで回転切りを放つ。
●ウズメ
弓矢を使って遠距離攻撃ができる。近接攻撃はできない。ため攻撃ではホーミング性能のある矢で周囲の敵を攻撃する。
●ヒノメ
剣と鏡（盾ではない）で敵を攻撃する。鏡は投げた後にブーメランのように手元まで戻ってくる。鏡を投げている間は、剣で攻撃。ため攻撃では鏡が周囲の敵を一掃する。
キャラの操作は攻撃と移動/ダッシュくらいなものでとてもシンプル。まず迷うことはないし、マニュアルはいつでも開けるので、ゲームが苦手な人でもプレイしやすい。ステージは全部で4つ用意されており、それぞれのステージには仕掛けが用意されています。
仕掛けを解く場合には、敵を倒して得ることができる「SP」を使用する場合があります。「SP」は、仕掛けを解くだけでなく、強力な攻撃であるため攻撃を使う場合にも一回50P必要になるため、あまりため攻撃を乱発していると、肝心な時にSPが足りなくなる場合も。
ただ、雑魚敵自体はいくらでも湧いてくるため、必要ポイントそのものはいくらでも稼げます。敵が密集しているところを「ため攻撃」すると気持ちがいいｗ。敵を倒すと「コンボ」がたまっていき、コンボ数が多いほど敵を倒した際に得られるSPポイントが多くなる。コンボは、敵からの攻撃を食らった場合にリセットされます。SPを稼ぎたい場合には攻撃を食らわないようにしよう。
各ボス戦も考えられており、どのように攻略すればいいのかは自然とわかるようになっています。ステージ上にはライフを増やすアイテムや、SPの所持上限を増やすアイテムが隠されています。回収できているかも記録されるので、ちゃんと探索して回収しておこう。
一つのステージあたりのボリュームは、そこそこといった具合であり、一人のキャラクターをクリアする場合でも、全体を通して1時間もかからない。初見時は時間がかかるかもしれないけど、2回、3回とプレイしていれば、大体の仕掛けの位置や解き方はわかります。
ただ各ステージをクリアしたタイムや、最終的なクリアタイムも記録されるため、最後までクリアしたあとでも、いかに早くクリアするかのタイムアタックに挑む、といった遊び方ができます。むしろそっちがメインかもしれない。
僕自身の最終的なタイムは御覧の通り。
ゲームとしてのボリュームはものすごく多いというほどではありませんが、価格500円のゲームとして考えたら十分遊べる内容になっている。特にSwitchの携帯モードと相性が良いですね。ちょっとした合間や寝る前など、時間があるときに少しだけ触るという遊び方も。
ドット絵のキャラもかわいらしいし、あとBGMもいい！公式サイトを見るとサントラも発売されるとのこと。ちなみにサントラの価格は12曲入りで2,160円、ゲーム本編の4倍の値段になっていますが、それは余談。
フライハイワークス「神巫女-カミコ-」。気軽に楽しめるゲームとしてオススメできる作品。興味がある人は、価格も安いので買ってプレイしてみよう。
そういえばメインメニュー画面に「？？？？」ってあるんだけど、3人クリアしたら解放されるんかと思いきや。いまだに解放されていない、ここには何があるんだろうか。
関連リンク：フライハイワークス「神巫女-カミコ-」紹介ページ，ニンテンドープリペイド番号 500円 [オンラインコード]